注目されるセ・パ首位チームの対決を前に、新庄剛志監督（53）が先制攻撃を仕掛けた
彼は阪神と広島の監督、藤川監督とのやりとりをわざと取り上げ、その真意に関心が集まっている
1日のロッテ戦後の記者会見で、新庄監督は阪神戦への意気込みを問われ、「この辺にきたら」とジェスチャーを交えた後、「こうしようかな」と手で「来いよ！」のポーズを披露し、報道陣の笑いを誘った
続いて、「次の日はメンバー表を交換して目を合わせない（笑い）
そう伝えといてくださいよ、球児に」と発言することで、藤川監督との過去のいざこざを思い起こさせた
この発言の背景には、4月20日の阪神－広島戦で、広島の新人投手岡本が阪神の坂本選手に対して頭部付近に死球を投げた事件がある
藤川監督はこれに激怒し、広島ベンチに向かって抗議したことが記憶に新しい
普段は紳士的な態度で知られる藤川監督が、感情的に反応したことは多くのプロ野球ファンの記憶に強く残っている
その後、5月16日の同シリーズでは、両監督が握手もせず、目すら合わせない姿が注目を集めた
このことに新井監督も不満を持っていることを認め、その後に振り返る発言があったとされる
新庄監督の発言は、この状況をわざわざ取り上げることで、藤川監督との良好な関係を再確認する意図とも捉えられている
新庄監督と藤川監督の関係は、実際には非常に良好であることが知られており、藤川監督自身も「大の仲良しな先輩ですから」とコメントしている
一方で新庄監督は、彼のエキセントリックな行動の裏には、常に他者に対する気遣いやリスペクトが流れているとも評価されている
このように新庄監督の失言と思われる発言も、実は計算されたものである可能性がある
藤川監督もこの発言に対し、軽快に「楽しかったですね」と振り返っており、その様子からも両者の関係の深さが伺える
新庄監督が阪神選手との過去のいざこざを蒸し返すことで、注目を集めたのは興味深い点です。特に野球界では監督同士の関係も重要視されるため、こうした発言が意図的であるとすれば、スタジアムでの緊張感がさらに盛り上がるかもしれません。とはいえ、両監督の関係が良好であることも知られているため、ファンとしては彼らの交流も楽しみです。
ネットの反応
阪神の新庄監督が過去のエピソードを蒸し返したことで、ファンの間でさまざまな反応が寄せられています
コメントには、新庄監督と藤川監督が阪神の元選手として、共通の経験が豊富である点に注目したものもあり、これまでの暗黒時代からの脱却を感じさせる声が少なくありません
また、新庄監督のキャラクターと、その明るい言動に対する期待が高まっていることも目立ちます
例えば、「新庄監督は面白く、魅力的な指揮官だ」と称賛する意見や、「本音が通じる仲間」としての関係性を評価するコメントも多く見られました
新庄監督がこれまでのエンターテイメント性を基に、野球界を盛り上げていくスタンスに対して、ファンは非常に期待を寄せています
藤川監督が笑顔で受け入れる姿勢からも、二人の間にはしっかりとした信頼関係が築かれていることが伺えます
コメントからは、試合の結果よりも、長期的なビジョンで球界全体の活性化を期待する声が多く、新庄監督と藤川監督の今後の活躍に期待が高まっていることが明らかです
一方で、新庄監督の行動を「引き際を考えるべき」とする意見もあり、過去の因縁についての意見が分かれる場面も見受けられます
全体として、阪神OBの存在感が新たに注目される中、ファンは今後の交流戦を楽しみに待っているようです
ネットコメントを一部抜粋
元阪神のドラフト入団組が監督となって首位同士で対決するなんて、凄い時代が来たなぁ～。
新庄監督、お手柔らかに。
新庄監督はまた何かやってくれそうで楽しみ。
新庄は話題を提供してくれてプロ野球人気に1役かってくれていると思います。
交流戦楽しみですね。
キーワード解説
- 交流戦とは？プロ野球でセリーグとパリーグのチームが対戦する特別な試合です。
- 遺恨劇とは？何かの出来事に対して、対立や不満が残り続けることを指します。
- 死球とは？ピッチャーが投じたボールがバッターに当たることです。
