ソフトバンクの育成選手・大泉周也、支配下選手入りを目指して猛練習

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◆記者コラム・タカ番24時 バットを振る姿は日常茶飯事だ

練習時間が「無になれる」と語るソフトバンク育成2年目の大泉周也外野手(25)

彼は汗を拭いながら、日々の努力の積み重ねを実感している

大泉は、ルートインBCリーグの福島から育成ドラフト1位で秀逸な才能を評価されて入団した左の強打者である

昨年は同リーグで本塁打王に輝いた実績を持つ

しかし、4月12日、彼にとって複雑な瞬間が訪れた

同期の山本恵大外野手(25)が1軍の試合に出場できる支配下選手に昇格したのだ

大泉は「同じ左打者、年齢も同じ

昨季ずっと一緒に練習してきた仲間の活躍を喜ぶ気持ちと、プレーヤーとしては悔しい気持ちが入り混じった」と複雑な心境を明かした

春季キャンプでB組(2軍)を完走したが、ウエスタン・リーグでは思うように結果が出ず、一時は3軍に降格

対照的に、山本はC組(3、4軍)から這い上がり、2軍戦で結果を残している

大泉は「2軍で山本と競い合いたかったが、ただ見ているしかなかった」と話す

その日も変わらずバットを振り続ける大泉に対し、斉藤和巳3軍監督は「彼が常にバットを振り続ける姿勢は素晴らしい

勝負の世界で生き残るために必要なことだ」と賞賛の声を送った

今季の支配下入りの期限は7月末

大泉は「まだ失敗した訳ではない

後悔しないように全力を尽くす」と意気込みを語り、同期の山本と同じ舞台に立つため進んでいく

大泉周也選手は、自身の支配下選手入りを目指し、日々トレーニングに励む姿勢が印象的です。特に、ライバルで同じ年齢の山本選手の活躍を見守りながらも、悔しさをバネにして努力を続ける姿が、彼の強さを物語っています。
キーワード解説

  • 支配下選手とは?:プロ野球において、支配下選手とは、チームが選手との契約を結び、1軍や2軍でプレーできる選手のことを指します。
  • 育成選手とは?:育成選手は、プロ野球チームが育成するために特別に契約した選手のことで、通常は支配下選手とは異なり、試合に出場するためには一定の条件をクリアする必要があります。
  • 本塁打王とは?:本塁打王は、シーズン中に最も多くの本塁打を打った選手に与えられる称号で、その選手の打撃能力が非常に高いことを示します。
  • ウエスタン・リーグとは?:ウエスタン・リーグは日本のプロ野球の二軍リーグの一部で、主に西日本に所在するチームが参加しています。これは選手の育成や調整の場として重要です。

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