藤川監督、長嶋茂雄氏を悼み「偉大な方」の印象を語る
阪神タイガースの藤川球児監督(44)は、2025年6月3日に89歳で亡くなった巨人軍の終身名誉監督である長嶋茂雄氏に追悼の意を表した藤川監督は、長嶋氏の影響を受けた自身の野球人生を振り返り、「本当に入れ替わるようなタイミングで、自分も野球界で少しずつ芽を出すことができました
本当に偉大な方だという印象が強いです」とコメントした
高知県出身の藤川監督にとって、長嶋氏は幼少期からの憧れの存在だった
家では巨人戦の中継が流れ、藤川監督もまた巨人の大ファンとして育った
「幼少期から私も高知県で、巨人の大ファンでありまして
野球の練習が終わったらできるだけ早く家に帰り、巨人の試合を見るというのが日常でした」と振り返る
現在、監督としての立場になった藤川監督は、改めて長嶋氏の偉大さを実感している
「太陽のような存在である長嶋さん率いる巨人、それから負けても負けても立ち上がるタイガース
私も18歳から教わったものを今も監督として実践し、誰に何と言われてもタイガースとしてジャイアンツに挑むことを心に秘めて日々戦っています」と語った
そして、伝統の一戦である巨人戦へ向ける意気込みは、先輩たちから受け継いだ使命だと覗わせた
藤川監督は「今はペナントレースに集中していますから、とにかく目の前のゲームを必死に戦い、その中から次世代の子どもたちにも素晴らしい世界を見てもらうNPBを景気よく発展させたい
長嶋監督、長嶋さんが残された志を非常に大切にして、12球団全員で頑張っていきたい」と誓った
藤川監督のコメントからは、長嶋茂雄氏に対する深い敬意と感謝の念が感じられます。自己の野球人生において、長嶋氏がどれほど重要な存在であったかが伺えます。また、巨人を相手にする阪神の監督としての使命感も強調されており、伝統を重んじながらも次世代に夢を見せる責任を感じていることが伝わります。
キーワード解説
- 藤川監督とは? - 阪神タイガースの監督であり、元プロ野球選手の藤川球児は、球界での経験を活かしチームを指導しています。
- 長嶋茂雄氏とは? - 巨人軍の終身名誉監督であり、野球界の偉大なレジェンドとされる人物です。
- ペナントレースとは? - 日本プロ野球のリーグ戦のことで、各チームが優勝を目指して戦う形式の大会です。
- NPBとは? - 日本プロ野球(Nippon Professional Baseball)の略称で、日本のプロ野球を統括する組織です。

