注目のルーキー山県秀内野手(23)が、プロ初本塁打を放ち、勝利の立役者となった
試合は6月4日、北海道のエスコンフィールドで行われた
山県秀選手のプロ初本塁打
試合の4回、2死一塁の場面で、阪神の投手門別から144キロの直球を打ち返し、左翼ブルペンに運ぶ運びとなったこの一撃が、同点に追いつかれた直後に出たもので、チームにとっての決勝点となった
山県選手は「小6のリトルリーグ以来の本塁打で、今までの野球人生で一番感触の良い当たりだった」と振り返る
チームへの貢献と祝賀会
山県選手の活躍により、交流戦での勝利を収め、セ・リーグ首位の阪神との戦績は1勝1敗のタイに戻った彼は、母校早稲田大学が東京6大学リーグで3連覇を達成したことも喜び、「後輩の伊藤投手が完投勝利を挙げたので、二人での祝賀会を計画したい」と語った
投手陣からの期待
山県選手は守備職人として知られるが、プロ1年目にして56打席目での初ホームランは、チームの期待に応えるものとなったこの日、指導者陣からの助言も大きな要因であり、新庄監督の「ゆっくりタイミングを取って」というメッセージや、八木打撃コーチのアドバイスが生きた
山県選手のバックグラウンド
新潟出身の山県選手は、幼少期からの野球歴があり、早稲田大学ではチームを引っ張る存在となっていた趣味でピアノを学ぶなど、スポーツだけでなく多才な才能を持つ選手でもある
特に体操教室での経験は、彼の守備力向上にも寄与している
山県選手のプロ初ホームランがチームを勝利に導いたことは、彼の成長だけでなく、若手選手への刺激にもなるでしょう。指導者の助言を素直に受け入れ、プレーに活かす姿勢が評価されます。また、チーム全体の雰囲気も向上することが期待され、この調子でさらなる成果が出ることを願います。
キーワード解説
- プロ初本塁打とは?:プロの野球選手として初めて打った本塁打のことを指します。特にルーキー選手にとっては、大きな嬉しい出来事とされます。
- 交流戦とは?:セ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する試合で、通常のリーグ戦とは異なる形式の試合を指します。人気のあるイベントです。
- 守備職人とは?:守備に優れ、守りが特に得意な選手のことを指します。攻撃力が高くない選手でも、守備でチームに貢献する存在です。

