初回から不安を抱えた今井は、2アウト1塁の場面で広島のモンテロ選手に適時二塁打を浴び、早々に先制点を許してしまう
3回にはモンテロ選手から中犠牲フライを打たれ、さらに失点を重ねた
6回には、坂倉選手に右越えのホームランを許し、7回には野間選手から適時三塁打を浴びるなど、最終的に7回8安打5失点という内容での降板となった
この試合前まで、今井はリーグ全体で防御率0.83と驚異的な数字を誇り、両リーグ唯一の0点台という好成績を維持していた
しかし、今回の失点により防御率は1.30に悪化
さらに、今井は開幕から全10試合で7回2失点以内、いわゆるハイクオリティースタートを継続していたが、その記録も今回は11試合目で途切れることとなった
今井のパフォーマンスは、チーム全体に影響を及ぼすものであり、特に前半戦の戦略において重要な位置を占めている
今後、この試合から学び、次の試合での立て直しが求められる
今回の試合は今井選手にとって厳しい結果となりましたが、ひとつの試合で崩れたからといって全体の評価が下がるわけではありません。今後の試合で再びその実力を示すことが期待されます。
キーワード解説
- 防御率とは? 投手がどれだけ失点を抑えたかを示す指標で、失点数を投球回数で割って算出されます。
- ハイクオリティースタートとは? 投手が試合での自責点を少なく抑えた良い投球を意味し、通常は7回を2失点以下での投球を指します。

