これにより、ファーム（育成チーム）で過ごす選手たちには、昇格のチャンスが巡ってきています
特に、昨シーズンから一軍出場のない選手たちは、その機会を逃す訳にはいきません
ここでは、セントラル・リーグに所属する投手で、前年から一軍登板がない選手、岩田将貴（横浜DeNAベイスターズ）を取り上げ、その状況について詳しく見ていきます
岩田将貴選手のプロフィール
| 投打 | 左投左打 |
|---|---|
| 身長/体重 | 178cm / 81kg |
| 生年月日 | 1998年6月16日 |
| 経歴 | 九州産大九州高 - 九州産業大 |
| ドラフト | 2020年育成選手ドラフト1位 |
彼はプロ2年目の2022年7月には支配下契約を勝ち取り、その年は二軍で41試合に登板し、4勝1敗、防御率1.97という素晴らしい成績を記録しました
その後も二軍で安定した成績を維持し、昨季も46試合で1勝2敗、防御率2.11をマークしました
ただし、一軍での登板は果たせず、オフには戦力外通告を受けました
今季から横浜DeNAベイスターズに加入し、新たなチャンスを得たものの、開幕から二軍での生活が続いています
オープン戦では5試合無失点と好調でしたが、シーズンに入るとファームでの成績は防御率4.61と期待外れ
彼は一軍デビューを果たすため、さらなる努力が必要とされています
今シーズン中に一軍昇格を果たし、ファンや仲間の期待に応えることができるのか注視されます
岩田選手が直面している現在の状況は、プロ野球選手にとっての厳しい現実を反映しています。昨シーズンまで安定した成績を残していた選手でも、一軍昇格が実現しない場合、再評価が必要となることがあります。日本のプロ野球において、若手選手が台頭するためには、競争が激しく、常に結果を出し続ける必要があります。岩田選手にはこの逆境を乗り越えて、ぜひとも一軍の舞台でその実力を発揮してほしいところです。
キーワード解説
- ファームとは？：ファームはプロ野球チームの育成選手がプレーするリーグやチームを指します。一軍に昇格するための重要なステップです。
- 支配下契約とは？：支配下契約は、選手がプロ球団に正式に所属し、そのチームの一軍や二軍でプレーする権利を持つことを意味します。
- 防御率とは？：防御率は、投手が1試合あたりに与える失点の平均を示す指標で、一般的に低いほど投手の成績が良いとされます。
