巨人・泉口友汰が打率トップに浮上、得点圏打率もリーグ最高を記録

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◇交流戦 巨人3―5ロッテ(2025年6月4日 ZOZOマリン)巨人の泉口友汰内野手(26)が4日のロッテ戦に「3番・遊撃」で先発出場

チームは3連敗を喫したものの、泉口は4打数2安打を記録し、今季の打率を.306に改善

この成績により、セ・リーグの打率ランキングで初めてトップに立ちました

泉口の打率トップはプロ2年目のシーズンで自身初となります

また、得点圏打率は.448で、これもリーグトップとなっており、彼は打率と得点圏打率の“2冠”を達成しています

試合の展開と打席内容

試合では、泉口は相手先発の右腕・石川柊に対し、初回の第1打席で左前打を放ち、3回の第2打席は右飛、6回の第3打席では三ゴロに打ち取られました

8回に代わった2番手投手・八木との対戦では、無死一、二塁の場面で左前打を記録しました

また、泉口はこの試合を通じて、5月24日のヤクルト戦から8試合連続安打を達成

期間中の打率は驚異の.500という成績を残しています

打率ランキングの状況

試合前の時点では中野(阪神)が.308で打率トップでしたが、この試合で無安打に終わったため打率が.302に下がり、また同じく.303で2位の牧(DeNA)も無安打となり.297に

これにより、泉口は試合前の.301から打率を上げ、見事にトップに立ちました

泉口の成長と今後の展望

泉口は大阪桐蔭高校、青山学院大学、NTT西日本を経て2023年のドラフトで巨人に入団しました

昨季は66試合出場で打率.201と低迷するも、今季は開幕前に吉川尚輝内野手や岡本和真内野手との自主トレーニングに参加し、打撃技術の向上を図りました

その努力が実を結び、現在の結果に繋がっています

現在の打率・得点圏打率ランキング
順位 選手名 打率
1 泉口(巨人) .306
2 中野(阪神) .302
3 牧(DeNA) .297
4 ファビアン(広島) .293
5 吉川(巨人) .289
泉口選手の快進撃は、強力な自主トレーニングを経て実現したものであり、その成長はチームにとっても大きな財産です。これからのシーズンでのさらなる活躍が期待されます。
キーワード解説

  • 打率とは? 野球において、選手の打撃成績を表す指標で、全打数に対する安打数の割合で計算されます。
  • 得点圏打率とは? 打者が得点圏、すなわち得点を上げるチャンスの場面でどれだけ安打を打ったかを示す指標です。

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