阪神佐藤輝、交流戦で2本塁打を放ち通算100号に王手

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<日本生命セ・パ交流戦:日本ハム5-4阪神>◇6月4日◇エスコンフィールド阪神タイガースの内野手、佐藤輝明選手(26)が交流戦で素晴らしい活躍を見せた

8回のチャンスで、2死1塁の場面で146キロの直球をしっかり捉え、中堅方向へフェンスを越える2ランホームランを放ち、5-4に迫る1点差とした

この本塁打は、佐藤選手にとって15号目で、通算100号へ王手をかける重要な一打となった

また、4回には14号のソロホームランを放っており、今シーズン3度目となる1試合2本のホームランを記録した

佐藤輝の打撃スタイル

元阪神監督であり、現在は日刊スポーツの評論家である真弓明信氏(71)は、佐藤選手の打撃スタイルについて次のように解説している

4回の本塁打は、カウントが2-2で外角へのスライダーに対し、体勢を崩されながらも右手1本で打ち返した

通常、スライダーは打つのが難しいが、佐藤選手は最後にバットのヘッドをしっかり返して、打球が伸びる仕上がりになった

タイミングと打撃感覚

佐藤選手は今、相手投手の直球を速く感じず、自身の打撃体系がしっかり整っていると見られる

打撃の始まりからトップの位置への移行までスムーズで、変化球や胸元の球も余裕を持って捌いている

初めは「軽打」でヒットを積み重ねることで感覚を掴み、昨年のように無謀なスイングはせず、冷静にタイミングを合わせて打っている

シーズン途中のチーム状態

阪神タイガースは初戦を1-0で勝利した後、全体的に悪くない状態である

今後も勝ち越しを重ねていけば、交流戦での貯金は確実に増えていくと期待される

今回の試合での佐藤輝選手の活躍は、阪神タイガースにとって大きな自信をもたらす結果となりました。特に、2本のホームランの内容からは、彼の成長を感じられます。今後の試合でもこの調子を維持できれば、チーム全体の士気も向上し、さらなる勝利を期待できそうです。
キーワード解説

  • 内野手とは?:内野手は、野球のポジションの一つで、主に内野の守備を担当する選手のことを指します。通常は1塁手、2塁手、3塁手、遊撃手の4つのポジションがあります。
  • 本塁打とは?:本塁打は、バッターがボールを打ち、全塁を回って得点することができる打撃のことで、ランニングホームランとスリーランホームランの種類があります。
  • 交流戦とは?:交流戦は、セ・リーグとパ・リーグのチームが互いに試合を行う特別なシーズンイベントです。この交流戦は、各リーグのチーム間での競争を促進します。

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