8回のチャンスで、2死1塁の場面で146キロの直球をしっかり捉え、中堅方向へフェンスを越える2ランホームランを放ち、5-4に迫る1点差とした
この本塁打は、佐藤選手にとって15号目で、通算100号へ王手をかける重要な一打となった
また、4回には14号のソロホームランを放っており、今シーズン3度目となる1試合2本のホームランを記録した
佐藤輝の打撃スタイル
元阪神監督であり、現在は日刊スポーツの評論家である真弓明信氏(71)は、佐藤選手の打撃スタイルについて次のように解説している4回の本塁打は、カウントが2-2で外角へのスライダーに対し、体勢を崩されながらも右手1本で打ち返した
通常、スライダーは打つのが難しいが、佐藤選手は最後にバットのヘッドをしっかり返して、打球が伸びる仕上がりになった
タイミングと打撃感覚
佐藤選手は今、相手投手の直球を速く感じず、自身の打撃体系がしっかり整っていると見られる打撃の始まりからトップの位置への移行までスムーズで、変化球や胸元の球も余裕を持って捌いている
初めは「軽打」でヒットを積み重ねることで感覚を掴み、昨年のように無謀なスイングはせず、冷静にタイミングを合わせて打っている
シーズン途中のチーム状態
阪神タイガースは初戦を1-0で勝利した後、全体的に悪くない状態である今後も勝ち越しを重ねていけば、交流戦での貯金は確実に増えていくと期待される
今回の試合での佐藤輝選手の活躍は、阪神タイガースにとって大きな自信をもたらす結果となりました。特に、2本のホームランの内容からは、彼の成長を感じられます。今後の試合でもこの調子を維持できれば、チーム全体の士気も向上し、さらなる勝利を期待できそうです。
キーワード解説
- 内野手とは?:内野手は、野球のポジションの一つで、主に内野の守備を担当する選手のことを指します。通常は1塁手、2塁手、3塁手、遊撃手の4つのポジションがあります。
- 本塁打とは?:本塁打は、バッターがボールを打ち、全塁を回って得点することができる打撃のことで、ランニングホームランとスリーランホームランの種類があります。
- 交流戦とは?:交流戦は、セ・リーグとパ・リーグのチームが互いに試合を行う特別なシーズンイベントです。この交流戦は、各リーグのチーム間での競争を促進します。

