彼が記録したのは、4回に打った14号ソロと8回に放った15号2ランの2本で、今季では3度目の1試合2本塁打を達成
現在のペースでいけば、シーズン中に39本の本塁打を記録し、105打点に達する見込みだ
デイリースポーツの評論家である藤田平氏は、佐藤の成長を示す瞬間として、4回の14号ソロを挙げている
この一発は、11球団制覇弾となり、特に注目すべきプレーだった
この14号ソロは、4回1死の場面で、佐藤が右越えに打ち飛ばしたもの
カウントが1-1となった時、相手チームの左腕加藤から内角を攻められた後、カウントが2-2に進むと、6球目の外角へ逃げるスライダーに体勢を崩された
しかし、佐藤は右手一本でその球を捉えた
打者がタイミングを外されると、両手でバットを握ったままスイングをするとバットのヘッドが下がりやすく、結果的にはポップフライになる可能性が高い
しかし、左打者の場合、体勢を崩されたときに左手を離せば、バットの軌道がレベルスイングになり、打球が良い角度で上がる確率が高くなる
この技術の進化が、佐藤の本塁打量産に寄与していると、専門家は指摘している
実際、佐藤は1日の広島戦でも左腕・塹江の外角スライダーに体勢を崩されていたが、右手一本で右翼席へ運ぶという成功体験を持っている
このような技術が継続できるなら、彼の三振数は減るだろうし、全体的な調子も安定するはずだ
この記事では、阪神の佐藤輝明選手が打った二本の本塁打を通じて、彼の成長や技術進化が感じられる内容となっています。特に、体勢を崩されながらでも球を捉える能力は、今後の彼のプレーにおいて大きな武器になるでしょう。
キーワード解説
- 本塁打とは？
- 内野手とは？
- スライダーとは？
