楽天王彦程投手がイースタン・リーグで優れた成績を残す

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<イースタン・リーグ:楽天4-1西武>◇8日◇森林どり泉楽天の投手、王彦程(24)が8日、イースタン・リーグの西武戦に先発登板し、評価の高い投球を展開した

初回は2つの奪三振を含む3者凡退の好スタート

続く5回まで毎回奪三振を記録し、無失点の快投を続けた

しかし、6回2死三塁の場面で、5番打者仲三河による内野適時打により1点を献上

王はこの回を終えた後も後続を抑え、最終的に7回を投げ切り、5安打1失点、7奪三振となり、シーズンでの勝利数を5に伸ばした

「(前回登板から)間隔があき、自分のリズムに乗れない時もありましたが、しっかりと切り替えて投げきることができました」と彼は試合後にコメントし、自己の成長を実感している様子だった

王選手は、台湾の穀保家商高から19年に育成選手として入団し、今年で7年目を迎える

「もう少し早く成長した姿を見せたい気持ちはありましたが、1日1日練習、試合に向き合ってきました」と彼は過去を振り返った

特に注目すべきは、約3年前から同じく台湾出身の宋家豪選手(32)と一緒にアメリカのシアトルでウエートトレーニングや投球技術の向上に努めていることだ

昨シーズン後半にはコンディション不良に悩まされたものの、「その分今年はケアをしっかりできていることが、いい結果につながっているのだと思います」と分析しており、適切なコンディショニングが勝利に寄与していることが明らかになった

また、球団はルーク・ボイト内野手(34)を獲得する方向で動いており、これによって70人の支配下選手枠が満杯になる見込み

しかし、王はここで諦めるわけにはいかないと強調し、「毎年、1番の目標ではありますが、自分は良い結果を出し続けることを意識して頑張ります」と意気込みを語った

引き続き好投を続け、アピールを続ける王選手の姿勢が、今後の楽天の成績にどのように寄与するのか、注目したい

王彦程選手の好投が実を結びつつある様子が伝わりました。特に、彼が過去の経験から学び、成長を目指して努力している姿勢は多くの若手選手にとって大きな刺激になるでしょう。また、チームの戦力や選手の成長がどのように結びついていくのか、今後の展開が楽しみです。
キーワード解説

  • イースタン・リーグとは?日本のプロ野球における二軍リーグで、主に若手選手が成長するための場です。
  • 奪三振とは?投手が打者を三振にすることで、その打者がアウトになることを指します。
  • 育成選手とは?プロ野球チームで契約された若手選手のうち、プロ契約の前段階にある選手を指します。
  • ウエートトレーニングとは?筋力や体力を向上させるために行う重量を用いたトレーニングです。

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