両選手は共に左投げ左打ちの外野手であり、大学から社会人を経てプロ入りした経歴も持つ
大島選手は通算2051安打という輝かしい成績を有しているが、近本選手の1000安打達成は特に注目に値する
大島選手は「境遇が似ているから、入団時から注目していた」と語り、近本選手に対する親近感を示した
身長176センチ、体重75キロの大島選手に対し、近本選手は身長171センチ、体重70キロと、共に小柄な外野手ではあるが、それが彼らのプレースタイルや試合運びに何らかの影響を与えていると考えられる
近本選手が入団した2019年には、筒井外野守備走塁コーチの紹介での交流が始まった
その中で、大島選手は近本選手の「対応力」や「パンチ力」について評価し、「毎年コンスタントに成績を残している」と語る
また、近本選手は今シーズンで通算861試合目にて1000安打に到達し、大島選手が達成した936試合目よりも75試合早かった
「全然、上ですね」と近本選手は自身の位置を認識しているようだ
近本選手は23年に自宅にトレーニング室を設置したことについても、大島選手と同じような生活スタイルを持つことに驚きを隠せなかった
大島選手は「大きなケガがなければ将来的な2000本安打も通過点
彼は体力的にも衰えを感じない」と未来に対して明るい展望を持っている
2023年8月には、大島選手が通算2000安打を達成した際、近本選手からお祝いの花が届いたことが話題となった
大島選手は若手選手と共に近本選手との打撃について語り合うことを楽しみにしている
今回、阪神の近本選手が通算1000安打を達成したことは、若手選手にとっても希望の光となる。大島選手との交流からもわかるように、先輩選手との関係が自身の成長に大きく寄与していることは非常に重要だと感じられる。
キーワード解説
- 通算1000安打とは?:プロ野球選手が生涯で達成した安打の総数が1000本に到達すること。これを達成することは選手のキャリアの中で大きな壁となる。
- 左投げ左打ちとは?:左手でボールを投げ、左手でバットを持って打つ選手のこと。通常、右投げ右打ちの選手に比べて、打撃や守備のスタイルが異なる。
- 対応力とは?:状況に応じて適切に行動する能力のこと。選手においては、試合の流れやピッチャーの球種に適応する力が求められる。

