中日・高橋周平、負傷退場で長期離脱の危機

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中日の内野手、高橋周平(31)が11日の楽天戦で、痛ましい負傷を負ってしまった

試合の第3回に、打者の太田と交錯し、負傷退場

現在、治療のため宮城県の病院に搬送されており、井上一樹監督によると、「左肘関節の脱臼」で、靱帯の断裂の疑いもあり長期離脱を余儀なくされるという

当該プレーは、中堅手の岡林、遊撃手の村松と連携した中継プレーで発生した

太田は右中間を破った打球を処理すべく二塁を蹴り、三塁へ向かう際に村松からの送球と重なり、さらに前に出た高橋周が左腕を伸ばして捕球しに行った時に衝突が起きた

倒れ込んだ高橋周は足をばたつかせ、トレーナーが駆け寄ると、左肘を抱えながら、左肘を固定する状態で一塁ベンチに下がった

高橋周は今季、春季キャンプ中に右手人さし指を骨折し、その後、4月12日の阪神戦で昇格

昇格直後に初安打を二塁打で記録して以降、得点圏打率が3割1分8厘を超えるなど、勝負強さを武器にして6試合連続スタメン出場を果たしてきた

監督は、「頑張ってくれていたから痛い

誰かを責めるものではない」と、その心情を語った

高橋周平選手の負傷はチームにとって大きな痛手であり、今季の日々の活躍を見てきたファンにもショックが大きい。選手の健康管理や怪我のリスクを意識することが、今後のシーズンを分ける重要な要素となるだろう。
キーワード解説

  • 脱臼とは?関節が外れることを指し、重症になると医療的な処置が必要になる。
  • 靱帯とは?関節を安定させる役割を持つ組織で、損傷すると運動に大きな影響を及ぼす。
  • 得点圏打率とは?出塁した選手が得点に繋がる場面での打率のことを示し、選手の勝負強さを評価する指標である。

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