この試合は、ロッテとの接戦で、２－２の同点から延長戦に突入したが、広島が見事に勝ち越しに成功した
延長十二回の勝ち越し打
試合は延長十二回、広島の矢野雅哉内野手（２６）が勝ち越しの右前適時打を放ったここで適時打とは、攻撃側の選手がヒットを打つことで、塁に出ている走者が得点することができる打席のことを指す
続いて、大盛選手と小園選手がそれぞれ中前適時打と左犠飛で得点し、ファビアン選手も右前適時打を放ち、この回に一挙４点を奪った
ヒーローインタビュー
矢野選手は「いつもだったら代打を送られているところで監督、コーチを含めて（打席に）送ってくれた結果でかえせて良かった」と語り、勝利の喜びを噛みしめた
打球が一、二塁間を抜けた瞬間、矢野選手は右拳を握りしめ、試合の決着をつけた
試合の展開とチームの粘り
試合中、広島は三者凡退が初回、五回、九回の三度だけで、ロッテを突き放せない展開が続いていたが、チーム１５安打目で矢野選手が初の適時打を放ち、ゲームを決定づけた新井監督は「ビジターでの総力戦で最後、勝ち切れたことが大きい」と笑顔を見せ、チームの粘り強さを強調した
交流戦の状況
この勝利により、広島は交流戦の成績を５勝３敗とし、ソフトバンク、DeNA、阪神、中日とともに５球団が首位に並ぶ形となった新井監督の指揮「広島」が今後どのような戦略を展開するのか、期待が高まる
広島が延長戦を制した試合は、選手たちの粘り強さとチームワークが光った内容でした。特に、矢野選手の勝負強い適時打は試合の流れを一変させ、この勝利が今後の交流戦にどう影響するのか注目です。
キーワード解説
- 延長戦とは？ 試合の規定時間を超えてプレーを続けることになった状況を指します。通常、野球の試合は九回までですが、同点の場合は延長戦が行われます。
- 適時打とは？ 選手が打ったヒットが走者を得点させる役割を果たす場合に使われる用語で、試合を優位に進める重要な打撃です。
