11日のヤクルト戦に「1番・左翼」として出場し、1点を追う初回には先頭打者として逆転の口火を切る中前打を放ち、5回には右前へ適時打を打ちました
交流戦での存在感
水谷選手は、ソフトバンクから現役ドラフトを通じて日本ハムに加入し、昨シーズンの交流戦では史上最高打率・438を記録し、交流戦MVPを受賞した実績を持っています得意の交流戦で、再び上昇の兆しを見せています
逆転のきっかけとなった一打
試合が始まってすぐ、日本ハムは先制点を許しますが、直後の初回で水谷選手が149キロの直球を捉えて出塁2死一塁の場面で、レイエスがリーグトップとなる左越え13号の2ランを打ち、チームは逆転に成功しました
自信と調子の改善
水谷選手は試合後、「状態は上向いてきています内容の良さが、結果としてつながってきている」とコメントしました
開幕前に左脇腹の違和感を抱えながらも、交流戦が始まるとともに再昇格し、四球も選ぶことで調子を上げています
大先輩からの助言
8日のDeNA戦では、現役時代の大先輩である内川聖一氏と再会しました水谷選手は内川氏から、「昨日、打った打たないではない
今日も俺がヒーローになるという気持ちでやっていた」と助言を受け、この日もそのマインドで挑みました
5回には2死一、二塁というチャンスに右前適時打を放ち、8―2のスコアに貢献しました
水谷選手は「相手のミスでつながったチャンスで、ここで一本出たらダメージを与えられる」と気持ちを込めて打席に臨んだと語りました
得意の交流戦で再び火が付く兆しが見えています
日本ハムの水谷選手が交流戦で再び輝きを見せています。彼の調子が上がってきているのは、過去に受けた経験や大先輩からの指導が影響しているのでしょう。チーム全体の士気も向上し、これからの試合に期待が寄せられます。
キーワード解説
- 交流戦とは?プロ野球での特定の時期に、セ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する試合を指します。この期間は通常、シーズン中の試合とは異なる興奮があります。
- マルチ安打とは?1試合で2本以上の安打を記録することを指します。特にマルチ安打を達成することは、選手の好調を示す指標とされています。
- 現役ドラフトとは?プロ野球チームが、他のチームからプレイヤーを獲得するための制度です。選手が一度契約したチーム以外に移る機会を提供します。

