西武・菅井信也投手が阪神戦に先発 苦しい立ち上がりも成長を見せる
2025年6月12日、西武ライオンズの菅井信也投手(21)がベルーナドームで行われた対阪神タイガース戦に先発出場しました試合はセ・パ交流戦の一環として行われ、注目された若手投手の成長が期待されました
試合の立ち上がり、菅井投手は1回表に2死までこぎつけたものの、森下選手に左翼ポール際へ先制ソロホームランを浴びてしまいました
この先制ホームランは甘く入った球が許された結果であり、菅井投手自身も「有利なカウントで進めることができず、甘く入ったところを打たれてしまった」と反省の弁を述べています
彼の前回登板となる5月5日のヤクルト戦では、5回を投げて7安打4失点という内容であり、今季3敗目を喫していました
その際は、球速が思うように出ず、好調を維持することができない状況でした
西口監督も「そこまで球速も出ていなかったし、球速が落ちるのも早かった」と指摘しています
しかし、今季は開幕ローテーションに名を連ねている菅井投手は、これまでの登板で4勝3敗、防御率は2.75とまずまずの成績を残しています
彼は山形県南陽市出身で、東北地方での試合でも好成績を収めており、特に5月20日の楽天戦では5回無失点での勝利を収め、故郷での初白星を手にしました
昨年の6月に支配下登録をされてから間もなく1年が経過する中で、菅井投手は指導を受けた西口監督の前で、セ・リーグ首位の阪神相手に自身の成長した姿を見せています
今後のさらなる活躍が期待されます
菅井信也投手の成長を見せた阪神戦は、若手選手の具現化した実力を伺わせるものになりました。初回の先制ソロホームランは課題も残す結果でしたが、今後の成長に期待が高まる試合でした。監督の指摘にも耳を傾け、さらなる飛躍が期待されます。
キーワード解説
- 先発とは?:試合のスタート時に登板する投手のことで、チームが最初に相手と戦うための大事な役割を担っています。
- 防御率とは?:投手が自チームの守備でどれだけ点を取られたかを表す数字で、低いほど良い成績とされます。
- 支配下登録とは?:プロ野球選手がチームの正式なメンバーとして認められることを指し、試合に出場する資格を持つことになります。

