試合後、阿部慎之助監督は初回の攻撃について特に悔やんだ
「先発の寺西君を立ち直らせちゃったって感じですよね
見ていても立ち上がりが不安定だったけど、立ち直らせてしまった」と振り返った
試合は、巨人が初回に無死満塁の好機を迎えるも、4番の丸が遊ゴロ併殺打に倒れ、1点を奪ったのみ
流れをつかみ損ねた巨人は、先発の赤星が3回に一挙5点を失い、逆転を許した
1死満塁の場面では森に逆転の適時二塁打を打たれ、その後杉本、頓宮、西川にも連打を浴びる悪循環に陥った
阿部監督は逆転打を打たれる前の1死二塁からの連続四球に注目し、「四球2つがいらなかった
あれだったら本塁打を打たれちゃったら良かったのに」とコメント
これは、監督が就任以来、投手陣に対して常に強調している教訓である
さらに、「中継ぎが登板過多になっているから」と指摘し、赤星を7回まで投げさせる選択をした
これは、前日12日に延長12回を戦ったリリーフ陣を休ませる狙いでもあった
阿部監督はこの経験を次戦につなげたいと意気込みを語った
今回の試合では、巨人が逆転負けを喫し、不安定な先発投手の起用が課題として浮き彫りになった。阿部監督の振り返りから、今後の改善点が見えてくるかもしれない。
キーワード解説
- 逆転負けとは? ゲームの中で、先にリードしていたチームが後から得点を重ねられ、最終的に負けてしまうことを指します。
- 四球とは? 投手が打者に対してボールを投げすぎて、ストライクゾーンを超えたことで、打者が歩いて出塁できることを指します。
- 中継ぎとは? 先発投手が試合を投げ終わった後、続けてマウンドに上がる投手のことを指します。試合の重要な局面で登板することが多い位置づけです。

