広島東洋カープのドラフト3位ルーキー、岡本駿投手(甲南大学)がエスコンフィールドにて素晴らしいパフォーマンスを披露した
岡本は試合の中で自ら招いたピンチを乗り越え、無失点でマウンドを降りた
貴重な経験と成長の一歩
岡本は6点ビハインドの六回に登板初めて足を踏み入れたエスコンフィールドという新しい球場で、「すごいキレイな球場で…ちょっとフワフワした感じで入ってしまった」と初球から8球連続でボールを投げ、2者連続四球を与えてしまう
これに対し、永川投手コーチと内野陣がマウンドへ駆けつけ、助言を受けた岡本は、シンプルに「投げるだけ」という意識に切り替えることができた
逆境を乗り越えたピッチング
続く奈良間選手に犠打を決められ、1死二、三塁のピンチを迎えるも、岡本はその後、強打者の五十幡選手を空振り三振に斬り、続いて水谷選手に対しても149キロの直球を内角に投げ、見逃し三振を奪った岡本は、この結果、4試合連続無失点を記録し、交流戦初めてのエスコンフィールドでの試合が続く中でも奮闘し続けている
今後に対する意気込み
試合後、岡本は「投球練習からスッと入れるように、これからもっとやっていかないといけない」と課題を感じた様子で語り、走者を出してしまったことに対して「三者凡退でいきたい」と反省も忘れなかったまた、「体力的な部分で最近は追いつけていないと感じることもあるので、体力をつけて頑張っていきたい」と今後の成長に向けた意欲を示した
まとめと期待
岡本投手は自身の経験を元に、これからの試合でさらなる成長を遂げることが期待される彼の今後のパフォーマンスにも注目が集まる
岡本投手のエスコンフィールドでのピッチングは、自己の成長に繋がる重要な体験になった。初めての球場でも冷静にピンチを乗り越え、4試合連続で無失点を達成した。このような若手選手の奮闘がチームにどのような影響を与えるのか、今後が非常に楽しみである。
キーワード解説
- ルーキーとは?:プロ野球で初めて公式戦に出場する選手のことを指す。新人選手の意味を持つ。
- 四球とは?:投球がストライクゾーンを外れた結果、打者がボール4球を受けて自動的に1塁へ進むこと。
- 無失点とは?:ピッチャーが試合中に相手チームに得点を与えなかった状態を指す。

