西武 今井達也 投手が球団記録の17奪三振 完封勝利を挙げる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇交流戦 西武3-0DeNA(2025年6月17日 横浜)西武ライオンズの今井達也投手(27)が、6月17日に行われた横浜スタジアムでの対DeNA戦に先発登板し、大きな偉業を達成しました

今井投手は、2004年に松坂大輔選手が記録した球団最多奪三振数を更新する17奪三振をマークし、2安打無四球まさかの完封勝利を飾りました

これにより今井選手は今季6勝目を記録しました

試合は、今井選手とDeNAのバウアー投手との緊迫した投げ合いとなりました

2回には2死から4者連続で三振を奪ったほか、5回には1死から6者連続で三振を奪うなど、敵打線に対して威圧感を持って臨むことができました

しかし、5回表には先頭の牧選手に二塁打を浴びて初めて得点圏にランナーを許しますが、松尾選手の遊ゴロによって三塁に進められるも、筒香選手と三森選手を連続して空振り三振に切り抜けます

その後、マウンド上で雄叫びを上げ、自身の投球に対する高揚感を示しました

7回には再び佐野選手に右翼線への大飛球を打たれましたが、運よくそれは切れ、見事に二直に仕留めると、再び牧選手を空振り三振に退け、相手投手のパフォーマンス「ソードセレブレーション」を披露しました

試合の終盤には、9回も3者連続三振を達成し、合計123球を投げ抜きました

これで自身5度目の完封勝利を収め、また松坂大輔選手が2004年に記録した16奪三振を上回る記録を樹立しました

なお、7日の広島戦から中9日での登板では、これまでに134球を投げて8安打5失点と失敗していたため、今回のパフォーマンスは特に価値があるものといえるでしょう

今回の試合は、今井選手の素晴らしい投球が際立った結果となりました。多くの三振を奪うことで相手打線にプレッシャーをかけ、状態が悪かった試合からの見事な復活を印象づけました。これからもファンに期待される活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 奪三振とは?:打者を三振させることを指し、投手の力を示す重要な指標です。
  • 完封勝利とは?:投手が試合を通して相手チームに点を与えずに勝利することを意味します。
  • ハイクオリティースタート(HQS)とは?:7回以上を投げ、自責点が2点以下での登板を指します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。