楽天が6連勝達成:岸投手の力投が光る
<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト1-3楽天>◇19日◇神宮楽天が引き分けを挟んで今季最多の6連勝を遂げた先発の岸孝之投手(40)は、7回4安打無失点の素晴らしい投球を見せ、チームトップの4勝目をマークした
岸投手は、初回から緩急を使い分け、打者をテンポ良く打ち取る姿が印象的だった
3回には併殺打を奪い、わずか5球で3人を退けてみせた
6回の2死二塁では、サンタナ選手を遊撃ゴロに打ち取るなど、相手に三塁を踏ませない完璧な内容だった
打線でも初回に幸先よく得点を挙げた
2死二、三塁の場面で、5番の黒川史陽内野手(24)が2点適時打を左前に運び、試合の主導権を握った
続く7回には岸投手が1球で犠打を成功させ、チャンスを広げる場面になった
さらに相手の暴投をよいタイミングで活用し、1死三塁から村林一輝内野手(27)が左前適時打を放ち、リードをさらに広げた
これにより、楽天は交流戦の戦績を8勝6敗1分けとし、明日20日からは広島との最終カードに臨む予定だ
楽天の6連勝は、チームの士気向上に繋がる重要な結果と言える。岸投手の力投により、流れに川のような勢いが生まれ、打線も彼の頑張りに応える形で得点を重ねた。今後の試合でこの良い流れを続けられるかが注目される。
キーワード解説
- 交流戦とは?:プロ野球における交流戦は、セ・リーグとパ・リーグのチームが互いに対戦する特別な大会で、シーズン中に行われる。
- 併殺打とは?:併殺打は、一度の打撃で二人の走者がアウトになるプレイのことで、主に内野手がボールを処理し、迅速に併殺を狙う。
- 適時打とは?:適時打は、得点圏にランナーがいる時にヒットを打つことを指し、特に得点に結びつく重要な打撃となる。

