日本ハム・北山、完投もノーヒットノーラン逃すもチームの勝利に貢献

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北海道日本ハムファイターズの北山亘基投手(26)が、19日に東京ドームで行われた読売ジャイアンツとの最終戦に先発登板し、1安打1失点の完投勝利を収めた

試合は日本ハムが4-1で勝利し、北山はこの試合で通算5勝目を手にした

惜しくもノーヒットノーランを逃す

試合は、北山が九回1死まで無安打無得点のパフォーマンスを披露

プロ野球史上91人目となる無安打無得点試合達成が期待される中、九回に大城卓三捕手(32)にソロ本塁打を浴びてしまった

試合後、北山は「まずチームが勝ったので先発投手としての役割を果たせたというところと…今日は悔しくて眠れないかもしれない」と複雑な心情を吐露した

圧倒的な投球で相手打線を封じる

北山の投球は、特に七回から八回にかけて際立った

彼は、7回2死までわずか1人の走者も許さず、自信をもって巨人打線を圧倒した

投球内容では、一回から今季最速タイの155キロを記録するなど、バッテリーに強い意識を持たせるピッチングを展開した

それでも、記録を意識していたことを認め、「みんな顔が引きつっていた」とチームメートの様子にも目を配る冷静さを見せた

監督のユニークなアドバイス

試合前、監督の新庄剛志が北山に対し、帽子のツバを少し曲げるように指示した

結果的に北山は「ストライクゾーンが広く見えた」と感じ、「次はもう少し攻めます」とユーモアを交えたコメントを残した

注目される今後の成績
北山は、昨年秋の国際大会「プレミア12」で日本代表として選出された実績も持ち、期待が高まっている

今シーズンも早くも3完投を遂げ、防御率はリーグでトップであり、今後の活躍が待たれる

北山投手の素晴らしいパフォーマンスは、多くのファンやチームスタッフに感動を与えました。ノーヒットノーランという偉業には失敗しましたが、彼の圧倒的な投球は今シーズンのさらなる活躍を期待させるものでした。また、監督からのユニークなアドバイスが彼の投球に好影響を与えていたことも、野球界の面白さを感じさせます。
キーワード解説

  • 完投とは?:試合の全てのイニングを一人の投手が投げきることを指します。
  • ノーヒットノーランとは?:試合中、相手チームに安打を与えず、かつ得点を許さない完全試合のことを指します。
  • 防御率とは?:投手が与えた自責点を元に算出され、投球回数(イニング数)に対する数値で、投手の成績を測る重要な指標です。

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