セ・リーグの2位であるDeNAは、西武との試合で3カードぶりの勝ち越しを狙ったものの、再び拙攻に泣く結果となった
三浦大輔監督(51)は試合後、「(1点が)遠かったですね」と淡々と振り返った
試合はDeNAが毎回のように走者を出すも、得点につなげられず苦しむ展開
特に四回には3度の併殺(あわせて二つのアウトを取るプレー)があり、チャンスを自ら潰してしまった
五回には筒香嘉智選手の左翼フェンス直撃の二塁打があったものの、後続が続けられず、無得点に終わった
試合の流れが変わったのは六回、DeNAのエース東が先制のソロ本塁打を許し、続く七回にも1失点
打線は筒香選手が放った本塁打のみで、試合を通じて打撃不振が浮き彫りとなった
試合前時点の交流戦チーム打率・206は12球団中で最下位であり、強力打線の復調が求められる状況だ
交流戦の成績は6勝9敗となり、優勝の可能性は消滅
首位の阪神との差は3・5ゲームに広がっている
三浦監督は試合後、「明日に向けてやっていくだけ」と前を向き、次の試合へと意気込みを見せた
今回の試合では、DeNAの打線が多くのチャンスを作りながらも得点につなげられなかったことが非常に残念です。特に併殺が多く発生した点は、攻撃のリズムを崩しました。強力打線が期待されているものの、現状ではその力を発揮しきれていないようです。監督の言葉からは、次の試合に向けて気持ちを切り替えたいという思いが伝わってきます。
キーワード解説
- 併殺とは?:守備側が一度の攻撃で打者をアウトにすることができるプレーで、通常は一塁と二塁、または三塁と二塁での同時アウトを指します。
- エースとは?:チームの最も優れた投手のことで、一般的にはそのチームの先発投手の中で最も成績が良い選手を指します。
- 交流戦とは?:日本のプロ野球で、セ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別なリーグ戦のことです。

