ソフトバンク・川口投手、育成から支配下登録を果たし新たなスタート切る

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2025年6月20日、福岡ソフトバンクホークスは、育成選手である川口冬弥投手(25歳)の支配下登録が決定したことを発表した

川口選手は、背番号95を背負い、プロ野球の舞台へ本格的に挑戦することとなった

高校時代からの道のり

川口選手は、東海大菅生高校でのプレーを経て、城西国際大学に進学

その後、ハナマウイで経験を積んだ

高校時代は、2017年夏の甲子園でチームがベスト4に進出するも、松本健吾選手(現・ヤクルト)、戸田懐生選手(現・巨人)らの強力な投手陣に埋もれ、控えとして過ごす時間が長かった

四国アイランドリーグでの活躍

プロ入り前、四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスでのプレーが川口選手の注目を集めるきっかけとなった

彼は先発と抑えの両方で活躍し、29登板中でリーグ最多の7セーブを記録

防御率は1.37で、最優秀防御率にも輝き、2冠を達成した

また、59.1回で85奪三振という圧倒的な奪三振能力を武器にし、ドラフト指名を勝ち取った

プロ入り後の成果

プロ入り後は二軍にて12試合連続無失点を記録し、支配下登録へ向けての存在感が増していた

ここまでの成績は、16試合で自責点2、防御率は驚異の0.98

18.1回で19奪三振を記録しており、一軍での実力発揮が期待されている

今後の展望
川口選手のこれからのパフォーマンスに注目が集まる

育成選手から支配下選手への昇格は、多くの選手にとって夢である

川口選手がその夢を実現させたことは、同じ道を歩む若手選手たちにとっても大きな励みとなるだろう

川口選手の支配下登録は、育成からの成功事例として注目されている。彼の活躍は、若手選手に希望を与えるとともに、プロの世界での厳しさも示している。今後の彼の成長が楽しみだ。
キーワード解説

  • 支配下登録とは?プロ野球チームが育成選手を正式な選手として登録することを指す。
  • 防御率とは?ピッチャーが登板時に与えた自責点の平均を示す数字で、数字が低いほど優秀とされる。
  • 奪三振能力とは?ピッチャーが三振を取る力を示す指標で、打者を打ち取る力の強さを表す。
  • 二軍とは?プロ野球における下部リーグで、選手が一軍昇格を目指してプレーする場。

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