これにより、阪神は交流戦で7勝9敗となり、3年連続で勝ち越しができない形となっている
この試合で注目を集めたのは、阪神・大山悠輔内野手（30）の活躍だ
彼はモイネロ投手から五回に起死回生の同点打を放ち、これで3試合連続のタイムリーとなった
延長戦に入っても彼の気迫は衰えず、1点を追う場面で中前打を放つなど、打線を牽引する姿を見せた
モイネロとは、九州を本拠地とするソフトバンクの左腕投手で、今季は6勝0敗という無敗の成績を誇る選手である
この試合でもその実力を証明し、阪神打線は彼に対してこれまで苦しんできた
特に昨年の交流戦では7回無失点、12奪三振という完璧なピッチングを許している
試合を通じ、大山はここぞという瞬間に重要な一打を放ち、ファンからの大きな声援を受けた
特に、五回の打席では先頭の近本、中野が連打し無死一、二塁のチャンスを作るも、続く3番・森下と4番・佐藤輝が連続で凡退
しかし、5番・大山がモイネロのチェンジアップに食らいつき、打球は二遊間を抜け、近本が生還
これによって同点に追い付くことができた
それでも、延長十回にはソフトバンクに1点を勝ち越されてしまい、阪神は逆転のチャンスをものにできなかった
打率は.244、4本塁打で30打点に到達したものの、チームトップの森下や佐藤輝に比べると物足りなさは否めない
阪神は連勝がストップし、交流戦の敗戦数が7に達した
この日、セ・リーグ6球団は1勝5敗という成績で、巨人のみが勝利を収めた状況が続く中、阪神は依然として2位DeNAとのゲーム差は3.5のまま維持している
この試合は阪神にとって非常に厳しい一戦でした。特にモイネロという強敵から同点打を放った大山選手の活躍は評価できますが、その後の展開で勝ち越しを許したことはチーム全体にとって悔いの残る結果となりました。これからの試合に向けて、打撃力の底上げが求められます。
キーワード解説
- モイネロとは？：モイネロはソフトバンクホークスに所属する左腕投手で、特に打者を翻弄する多彩な変化球を持ち、今季は無敗のパフォーマンスを維持している選手です。
- タイムリーとは？：タイムリーは、得点を挙げるために重要な場面で打たれる安打を指し、特に試合の流れを変える影響力を持つ打撃となります。
- 延長戦とは？：延長戦は、試合が引き分けとなった場合に行われる追加のイニングで、勝敗を決めるための重要な時間です。
