巨人・岸田行倫捕手、痛みを堪えながらもチームを守る奮闘

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◇交流戦 巨人5-2西武(2025年6月21日 東京ドーム) 東京都にある東京ドームで行われた交流戦において、読売ジャイアンツ(巨人)の岸田行倫捕手(28)が、西武との対戦で7番バッターとして出場し、約3試合ぶりに今季17度目のスタメンマスクをかぶった

岸田選手は直近2試合で痛みを伴うプレーを強いられながらも、チームの勝利に貢献する奮闘を見せた

岸田選手は、来日3年目の左腕投手グリフィンと共に全8試合でスタメンマスクを務めるなど、グリフィンとのバッテリー相性も良好

この日もそのコンビネーションで臨んだ

ワンバウンドのボールに直撃

試合は0-0の均衡が続いていたが、2回の守りで西武の4番、ネビンが打席に立った際、グリフィン投手が投じたスプリット(スプリングボール)はワンバウンドし、岸田選手の右手親指付近に直撃

岸田選手は痛みに顔をしかめながらも、試合を続行

巨人ベンチはすぐには異変に気付かず、岸田選手はマスクの下で苦悶の表情を見せていたが、プレーを止めることなく続行した

強肩で二盗を阻止

ネビンを空振り三振に仕留めた後、山村が死球で出塁

しかし、次の打者牧野の打席で二盗が試みられる場面では、岸田選手は痛みをものともせずに強肩を発揮し、見事に二盗を阻止

チームの守備を支える重要なプレーを成し遂げた

岸田選手は18日の日本ハム戦でも同様のワンバウンドのスプリットに直撃し、首付近にボールが当たるアクシデントがあったが、この試合でもフル出場し、チームの勝利に貢献した

岸田選手の痛みを堪えてのプレーは、捕手としての責任感の強さを示しています。試合の中でアクシデントがあったにも関わらず、彼がチームを支え続けた姿勢は、他の選手にも刺激を与えることでしょう。今後も彼の活躍が期待されます。
キーワード解説

  • ワンバウンドとは?:投手が投げたボールが地面に当たって跳ね上がり、捕手がミットで捕らえることが難しい球を指します。
  • スプリットとは?:投手が投げる変化球の一種で、ボールの中心を食いすぎたように握り、リリース時に弾むようにすることで変化させるものです。

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