ソフトバンクの桑原秀侍、ウエスタン・リーグ初出場でマルチ安打

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ソフトバンク桑原秀侍、ウエスタン・リーグでマルチ安打を記録

◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク4―1くふうハヤテ(21日、タマスタ筑後)福岡ソフトバンクホークスの育成選手、桑原秀侍内野手(23)が2025年6月21日、ウエスタン・リーグに今季初出場し、優れたパフォーマンスを発揮しました

6番中堅でフル出場した桑原は、2安打を記録し、「しっかり結果を残せたのでうれしい」と満面の笑みを見せました

試合は4回の2死二塁の場面で、桑原が真っすぐをはじき返し、左翼へ適時二塁打を放ちました

これによりソフトバンクは2点を先制

その後6回には2死一塁の場面で中前にヒットを打ち、「1本出て安心できた」と試合中の心境を語りました

桑原は、高校時代は鹿児島・神村学園高から育成ドラフト3位で2021年にプロ入りしました

初めは投手と野手の「二刀流」として期待されていましたが、持ち味の長打力を生かすために、2年前から野手一本に専念するようになりました

オフには先輩の今宮健太内野手(33)に弟子入りし、打撃技術を磨いてきました

春季キャンプではB組(2軍)のメンバーとしてスタートしたものの、A組(1軍)も経験し、「結果を出そうと力んでしまい、フォームを崩してしまった」と反省を述べました

2軍に長く留まった苦しい時期を経て、彼はファーム非公式戦で57試合に出場し、打率2割7分3厘、6本塁打という成績を収めました

「昨季は追い込まれてから三振することが多かったが、それがだいぶ減ってきた」と課題を克服する努力を語っています

村松有人2軍打撃コーチ(52)は、桑原の成長を高く評価しました

「キャンプよりも対応力が上がっている

来てすぐに結果を出したことは良いことだ」と彼のポテンシャルを認め、さらなる期待を寄せました

村松コーチは、「脚も肩も身体能力が高く、スイングスピードも速い」と感心しており、「打ったのは低めの球

ベルトから高めの球をどうはじいていけるかが今後の課題」と続けました

試合後、桑原は、「今まで通りの自分の力が出せた

出場したらしっかりアピールしていきたい」と語り、さらなる活躍を誓いました

23歳の若手選手の成長と今後の活躍に期待が寄せられます

桑原選手がウエスタン・リーグで見せたパフォーマンスは、今後の彼の成長の一端を示しています。若手選手が自信を持ってプレーできることは、チームにとっても重要です。桑原選手が今後どう成長し、1軍で活躍できるか注目が集まります。
キーワード解説

  • 桑原秀侍とは?プロ野球の福岡ソフトバンクホークスに属する内野手で、育成選手として期待されています。
  • ウエスタン・リーグとは?日本のプロ野球における二軍リーグの一つで、各球団の若手や育成選手が出場する重要な舞台です。
  • 長打力とは?選手がボールを遠くに飛ばす能力のことで、ホームランや二塁打、三塁打を多く打つ選手に期待される特性です。

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