楽天・岸投手が交流戦の立て直しに貢献、三木監督が称賛

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◇22日 交流戦 広島5―2楽天(マツダスタジアム) 楽天は交流戦最終戦となった広島戦に逆転負けし、3カードぶりの負け越しを喫した

これで交流戦を9勝8敗1分けで終えた

三木肇監督は交流戦期間中にチームを最ももり立てた選手としてチーム最年長の40歳右腕・岸孝之投手を挙げた

岸は中日戦、ヤクルト戦で勝利投手となったが、チームが4連敗した直後に先発した12日の中日戦(楽天モバイルパーク宮城)ではお立ち台で「こんなもんじゃないぞ、イーグルス!」とナインらを鼓舞

その言葉がチームをさらに結束させ、破竹の7連勝を導き出した

指揮官は全員野球を掲げ、個人にスポットを当てる”MVP”という表現は避けつつも「僕の中で、経緯とか感謝とかで、さすがだなと思ったのは」という選手に岸の名を挙げ、次のように述べた

「マウンドで表現できる能力と、野球人としてああいう言葉を発し、行動でもプレーでも示して、チームがあそこから立て直しできたというきっかけをつくってくれたというのは非常に評価する」

さらに「裏での準備の仕方だとか、若手への、いい影響がたくさんある

彼の存在はチームとしても大きな意味がある」とし、プレー以外の面でもチームの模範となっていることを強調した

岸は交流戦歴代4位の通算26勝を挙げ、プロ19年間で計168勝

チームにとっては精神的支柱になっている

楽天の岸投手が、交流戦でチームを支えたという事実は、自身のパフォーマンスだけでなく、他の選手への影響力を示しています。特に、厳しい状況を乗り越えるための士気を高める言葉は、チームの結束をもたらしたようです。選手としての経験と存在感が、若手選手の模範となることも重要ですね。
キーワード解説

  • 岸孝之とは?岸孝之投手は楽天イーグルスに所属するプロ野球選手で、40歳という年齢にも関わらず活躍を続けているコントロールの良い右腕です。
  • 全員野球とは?全員野球とは、チーム全員が力を合わせて戦う野球のスタイルを指します。個々のパフォーマンスだけでなく、チーム全体の結束力が重要です。
  • 精神的支柱とは?精神的支柱とは、チームやグループにおいて、メンバーの士気を高めたり、助け合いを促進したりする役割を果たす人物のことを指します。山や柱が支えとなるように、チームの中心的存在です。

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