阪神、ソフトバンクに敗れ交流戦を終え8勝10敗

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(日本生命セ・パ交流戦、阪神1ー3ソフトバンク、3回戦、ソフトバンク2勝1敗、22日、甲子園)阪神はソフトバンクに1-3で敗北し、交流戦を8勝10敗で終えました

この試合では、1-2の七回、1死一、三塁の場面で坂本誠志郎捕手(31)がセーフティースクイズを試みましたが、失敗に終わりました

藤川球児監督(44)は試合後、「作戦的なところで課題が出た」と反省の意を示しました

阪神は交流戦期間中に7連敗を喫し、パ・リーグとの18試合を通じて「戦力層の厚さを感じる交流戦だった」と振り返り、力負けを認めました

しかし、現在2位との差は交流戦前と変わらず3.5ゲーム差を維持しています

藤川監督は「レギュラーシーズンに戻った際に課題を潰していきたい」と意気込みを語りました

試合の中で最大のチャンスが訪れた七回、先頭の大山選手がヒットを放ち、その後の高寺選手のバスターエンドランで無死一、三塁と攻撃が続きましたが、坂本選手がセーフティースクイズを敢行したものの、結果的にはアウトを増やすだけの結果となりました

守備においても四回に中野選手とヘルナンデス選手の連続失策から2失点を許し、藤川監督は「ベンチの責任」と位置付けて助けを求める指導が不足していた点を自戒しました

交流戦はこれで3年連続の負け越しとなり、監督は「現状での力負け」と総括しています

阪神の監督が試合後に振り返った内容は、チームの改善点をはっきりと示していました。特に作戦面での失敗や守備のミスは、これからの試合に向けた大きな教訓と言えるでしょう。選手たちがこれらの経験をどう活かすかが、今後の成績にも影響してくると思います。
キーワード解説

  • セーフティースクイズとは?試合の特定の場面で得点を狙うためにバッターが転がす短い打球のことを指します。バントの一種ですが、ベースランナーを進めることも目的としています。
  • 戦力層とは?チーム内の選手の能力やレベルを指し、一軍選手と二軍選手の質や数量のことを言います。これが厚ければ厚いほど、チームは競争力を持ちます。
  • 防御率とは?投手が与える自責点の数を1イニングあたりで示した数値で、低いほど良いと言えます。防御率が高いと、投手が多くの得点を許したことを意味します。

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