巨人、リーグ再開に向け山崎を初戦先発に起用し、巻き返しを目指す

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プロ野球は27日、セ・パ両リーグでリーグ戦が再開される

セ・リーグ4位の巨人は、本拠地の東京ドームで2位のDeNAとの3連戦に挑む

チームは好調な山崎を今季初めてのカード初戦の先発として起用し、投手ローテーションを再編することで巻き返しを図っている

山崎は、開幕から36回連続無失点のセ・リーグ新記録を達成しており、チームトップの6勝(2敗)を挙げるなど圧倒的な存在感を示している

また、防御率はリーグトップの1.34で、開幕投手の戸郷が不振から再び二軍調整となったこともあり、杉内投手チーフコーチは「(カードの)頭を任せられるのは(山崎)伊織しかいないでしょう」と彼に期待を寄せている

さらに、山崎は26日、ダッシュやキャッチボールを行いリーグ戦再開に備え、「優勝するために精いっぱい頑張っていきたい」と意気込みを語った

このDeNAとの3連戦では、2戦目に無傷の4勝を挙げるグリフィン、3戦目には自己最多タイの5勝(5敗)を記録している赤星が先発予定である

リーグ再開後、今週末にはDeNA、広島、阪神といった上位チームとの対戦が控えており、状態の良い投手を次々と起用して、浮上を狙う構えだ

巨人は交流戦で6勝11敗1分けと負け越しの結果となったが、セ・リーグ全体ではどのチームも勝ち越せず、首位の阪神とは4.5ゲーム差の状況である

昨季の交流戦を終えた時点で3ゲーム差の3位であった巨人は、そこから逆転優勝を果たした実績もある

レギュラーシーズンの折り返しを迎える27日のリーグ再開初戦を前に、阿部監督は「オールスターが終わってから後半(戦)と言うけど、もう後半だから

なんとか食らいつく」と強い決意で臨むことを表明した

巨人が迎えるリーグ再開戦は、今シーズンの結果に大きな影響を及ぼす可能性があるため、特に注目したい。選手たちが今季初のカード初戦をどのように戦うか期待が高まる。また、昨季の逆転優勝の経験も踏まえ、チームがどのように戦略を立てるのかがカギとなるだろう。
キーワード解説

  • 先発:試合において、投球を始める投手のことを指す。先発投手が打てない場合、チームの勝利は難しくなる。
  • 防御率:投手の成績を示す指標で、9回を投げた場合に与えた自責点の平均を表す。防御率が低いほど、投手の成績が良いことを意味する。
  • 無失点:一度も失点せずに試合を終えること。特に投手にとっては名誉な成績である。

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