日本ハム、2軍本拠地を北海道内に移転へ

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日本ハムは、千葉県鎌ケ谷市にある2軍本拠地のスタジアムを北海道内に移転する方針を固めたことが、26日までに明らかになった

球団は2030年ごろまでの移転を目指しており、来月上旬に記者会見を開き、正式に移転計画を発表する見込みである

具体的な移転先については未定だが、1軍本拠地であるエスコンフィールドに近い江別市が誘致に対して前向きな姿勢を示している

さらに、恵庭市、千歳市、苫小牧市なども候補地として名を挙げており、多様な選択肢が考慮されている

今回の移転の背景には、1997年に開場した鎌ケ谷スタジアムの老朽化がある

具体的には、配管設備の劣化や選手の移動距離が問題視されており、1軍と2軍のチーム間の選手入れ替えがスムーズに行えない事情が指摘されていた

移転検討が公になった昨年7月には、球団が「施設の老朽化を考慮すれば、さまざまな検討が必要なのは当然」とコメントしていた

日本ハムの2軍本拠地の移転は、老朽化した施設を活用した現代的な環境が求められる中での重要な決定だ。選手の移動がスムーズになることで、チーム全体のパフォーマンス向上にも繋がるだろう。新たな本拠地では、地域との連携を深め、ファン層の拡大を期待したい。
キーワード解説

  • 2軍とは?プロ野球において、選手が一時的に試合に出場するためのチームを指し、1軍の選手が怪我などで不在の際、補充役を果たす。
  • 老朽化とは?建物や設備が古くなり、機能が低下している状態を指す。これにより安全性や快適性が損なわれることがある。
  • エスコンフィールドとは?北海道にある日本ハムの1軍本拠地で、近代的な設計が特徴で、プロ野球の試合が行われるスタジアムのこと。

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