甲子園球場で行われた全体練習を経て、阪神タイガースの選手たちは東京入りを果たした
特に注目を集めるのは、セ・リーグで19本塁打と49打点という素晴らしい成績を収め、2冠を獲得した内野手・佐藤輝明選手(26)
彼は「振り返りは飽きた」とし、過去を振り返ることなく、2年ぶりのリーグ優勝を目指す強い意志を示した
立ち返る神宮の舞台
阪神は、好相性を誇る神宮球場での試合が再開される佐藤輝は今季69試合に出場し、打率は.279を記録
19本塁打の成績は、セ・リーグで2位の牧選手(DeNA)に対し、6本差をつける独走状態にある
彼がこのまま両リーグ最速で20号に到達すれば、球団では2010年以降、6人目となる
また、自身が所有する49打点はリーグトップであり、新人年から5年連続で50打点に到達すれば球団初の快挙となる
非公開練習と次への準備
全体練習は甲子園の室内練習場で行われ、主にキャッチボールやフリー打撃に励む姿が見られた報道陣をシャットアウトしての練習は、選手たちのメンタルを高めるための工夫だ
佐藤輝は、「毎日やっているので継続ですね」と日々の取り組みが重要であることを強調
彼はまた、交流戦での7連敗を経て、チームとして首位をキープする意味を強く感じている
強みを生かす守備
今季から三塁から右翼へと守備位置を変更している佐藤輝に対して藤川監督は、「全く考えていない」と守備の再編成には触れなかった正位置でプレーすることで、打撃にもより集中できる環境が整っている
今後の試合への期待
リーグ戦が再開する中で、佐藤輝は「いい調整ができた明日からまた頑張ります」と自信を持ってゲームに臨む意気込みを語った
様々な記録が期待される中、神宮という舞台での活躍が待たれる
佐藤輝明選手の意気込みや記録達成の可能性は、チーム全体にとってもポジティブな影響を与えている。好相性の神宮で期待される彼の活躍は、ファンにとっても楽しみな材料となるだろう。今季のリーグ戦が再開される中で、佐藤選手や阪神がどういった結果を残すのか、大いに注目が集まる。
キーワード解説
- 打率とは? 選手の打撃成績を表す指標の一つで、安打数を打数で割ったものです。この数値が高いほど、その選手の打撃力が優れていることを示します。
- 本塁打とは? 打球がフェンスを越えて得点を与えることを指し、選手の長打力を評価する重要な指標です。
- 打点とは? 選手が打席でヒットなどを記録し、得点をもたらした数を示す数字です。チームの得点力を測る基準にもなります。

