広島大盛穂、交流戦の活躍でレギュラー候補に名乗り

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交流戦で抜群のパフォーマンスを見せた広島の外野手、大盛穂(28)が今後のレギュラー獲得へ意欲を示しています

大盛は、8日の西武戦で今季1号を放った後、打撃が冴えわたり、11日に行われたロッテ戦でも適時打を記録しました

さらに、12日の同カードでは今季初のスタメン出場を果たし、交流戦で7試合連続出場を含む9試合に登場しています

交流戦においては、昨シーズンの2倍以上となる15安打を打ち出し、打率は驚異の3割7分5厘を記録しています

これにより、彼は「1番中堅」の候補として名を挙げられています

大盛の打席は代走や守備固めからスタートし、今ではレギュラーキャッチャーの一員として欠かせない存在になりつつあります

福地2軍ヘッド兼打撃・走塁コーチの指導も大盛の成長に寄与しています

福地コーチは、自身の現役時代に代走や守備固めからレギュラーへ昇格し、さらにはタイトルも獲った実績を持ちます

「僕の場合はチームが変わったことでリセットできた」という福地コーチの言葉は、大盛にも影響を与えているようです

大盛にとっての転機となったのは、ソフトバンクの近藤やオリックスの西川との合同トレーニングです

昨年は開幕前にチームの求める役割に専念しようとした結果、前年の打撃スタイルに戻ったものの、今季は自分の学んだ打撃を貫く決意で臨んでいます

交流戦では3本塁打を記録し、確実に結果を出しています

今後はスタメン起用が予想されていますが、スタメンとして出場する難しさも待ち受けています

攻撃に対する敵の研究が進む中で、大盛がどれだけ結果を残し続けられるかがカギとなります

福地コーチは「自己認識」を重要視し、相手が攻撃してくるポイントを理解することが必要と説いています

29日から再開するリーグ戦に向けて、チームとしても上位進出を目指しており、大盛もさらなる高みを目指して挑戦していく姿勢を貫いています

広島の大盛選手は交流戦での活躍により、レギュラー獲得の可能性が高まりました。福地コーチの指導の下、自分を理解することの重要性を学びつつ、これからの試合に挑む姿勢が評価されます。今後の展開が非常に楽しみです。
キーワード解説

  • 交流戦とは?交流戦は日本のプロ野球で、セ・リーグとパ・リーグのチームが互いに試合を行う特別な時期を指します。この試合を通じて両リーグのチームが対戦し、ファンにとっても新たな楽しみになります。
  • 打率とは?打率は、選手が打席に立った際のヒット数を、打席数で割った数値を示します。この数値が高いほど、選手が安打を記録する割合が高いことを意味します。
  • スタメンとは?スタメンは、試合の先発メンバーの略で、試合開始時に出場する選手を指します。スタメン選手はチームの結果に大きく影響を与えるため、重要な役割を担います。

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