父の日に物議を醸した巨人ファンのイラストに寄せられた声

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2025年6月27日、読売巨人軍(ジャイアンツ)の公式Xが投稿した「父とジャイアンツ」という企画は、父の日を祝う中で、過去の巨人ファンを振り返りつつ心温まるメッセージを届ける意図がありました

しかし、その中のイラストの一つが「時代錯誤」と批判され、大きな波紋を呼んでいます

論争の的となった投稿内容

問題となったのは、テレビで巨人戦中継を楽しむ笑顔の父親のイラストに「父のキゲンは、巨人が決めている

」というキャッチコピーが付けられたポストです

これは、チームの勝敗がファンの感情に大きく影響を与えるというファン心理を描いたものですが、批判の声が寄せられました

「忌まわしい思い出」や「おかげで野球が嫌いになった」といったコメントが多数見受けられ、中には昭和時代の親子関係の問題を指摘する意見もありました

時代背景とファン心理の変化

昭和時代には、プロ野球は国民的な娯楽であり、特に巨人は根強い人気を持っていました

例えば、漫画『ちびまる子ちゃん』のキャラクター、ヒロシが巨人戦中継を見て怒りをぶつけるシーンが描かれるほど、ファンの感情は家庭に影響を及ぼすことが「あるある」とされていました

しかし、現代では家庭や職場の環境が変わり、野球に対する考え方も多様化しています

サラリーマンの街・新橋での調査

実際に新橋を訪れた記者は、熱心な巨人ファンの実態を探りました

「僕は20年以上巨人ファンですが、今はほぼいないと思います

東京ドームで熱心に応援するファンの中でも、そのような熱情を持つ人は1割くらいでしょう」といった意見がありました

また、51歳の男性は「イラつく感情は内に秘めていると思います

今の時代、家庭や職場でのピリつきは問題視されますから」と語りました

これにより、昔ながらの巨人ファンの姿は、徐々に姿を消しつつあるのかもしれません

今回の巨人ファンに関する投稿は、過去と現在のファン心理の違いを浮き彫りにしました。特に、家庭における影響を考えると、時代が変わったことを実感します。昔はファンとしての情熱が家庭に良くも悪くも関与していたのに対し、今は冷静に楽しむファンが増えているようです。
キーワード解説

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