試合は3－3の同点で迎えた九回2死二塁
ヤクルトの若手捕手、内山壮真選手（22）が放った鋭い打球が阪神の三塁手、高寺選手のグラブに触れ、相手のミスを誘ってサヨナラ勝ちを収めた
この劇的な勝利に、ヤクルトの選手たちは歓喜の声を上げて祝福し合った
長岡選手の存在と仲間の絆
試合後、内山選手はチームメートの長岡秀樹選手について言及した長岡選手は現在、右後十字靱帯（じんたい）を損傷して2軍でリハビリ中である
内山選手にとって、長岡選手と過ごす時間がリフレッシュとなっているとのこと
「ほぼ毎週、ご飯に行っていて、唯一の友達のようです」と彼は語る
内山の成長と目標
内山選手は昨シーズン、最多安打（163本）のタイトルを獲得し、チームの主力として活躍してきた長岡選手の復帰を心待ちにし、「秀樹さんが1軍に帰ってきたタイミングで一緒に試合に出られるように頑張りたい」と強い意気込みを見せている
「そまひで」の絆
内山選手と長岡選手の名前を合わせた愛称「そまひで」は、ファンの間で親しまれている二人は共に成長し、再び勝利をチームにもたらす存在になりたいと夢見ている
まとめ
内山選手のサヨナラ打が、チームの強い結束と共に新たな勝利をもたらした長岡選手との絆が、彼の原動力となっていることを再確認させる一戦だった
この試合はヤクルトのチームとしての団結力と、個々の選手の思いが強く表れた試合だった。特に内山選手の決勝打は、諦めずに戦う意思を象徴している。また、怪我からの復帰を目指す長岡選手との絆が、内山選手の力強さを支えていることが印象的だ。
キーワード解説
- 鋭い打球とは？ 打球の速度や角度が優れたもので、相手に捕まりにくい打球のことを指します。特に重要なのは、外野に打つのではなく内野に打つことで、内野手のミスを誘発することです。
- 靱帯とは？ 筋肉と骨をつなぐ柔軟な組織のことで、関節の安定性を保つ役割があります。特に十字靱帯は膝関節にあり、スポーツ選手にとって非常に重要な部分です。
- サヨナラ勝ちとは？ 同点で迎えた試合の最終回、勝ち越し点を挙げて試合を終える勝ち方を指します。劇的なドラマが生まれる瞬間です。
