この試合は、序盤から阪神の打線が好調で、4回には森下翔太の内野安打から中野拓夢が好走塁を見せ、ラモン・ヘルナンデスの適時打で2点を先制していた
試合は7回に入って緊迫した展開を迎える
ここまで無失点に抑えていた先発投手・村上頌樹が一死後に並木秀尊からソロホームランを被弾し、続けてホセ・オスナにも左翼線へ2ランを打たれてしまった
これにより阪神はリードを失うこととなった
9回の裏、阪神は救援左腕・及川雅貴を投入
先頭打者岩田幸宏に内野安打を許した後、二死二塁の場面で内山壮真の打球を守備に入った高寺望夢が失策し、試合はサヨナラ負けとなった
サードの守備問題と選手起用の多様性
交流戦から続く阪神の布陣では、サードの守備が大きな課題となっている開幕戦でサードとして出場していた佐藤輝明は現在右翼、左翼は森下、中堅には近本光司が配置されている
サードには助っ人のヘルナンデスや糸原健斗、熊谷敬宥が起用されている
試合中、高寺は9回の守備にも起用されたが、失策によって試合を決定づける場面でのミスが響いた
ファンからは「開幕の形に戻せないのか？」といった意見が上がり、選手起用に対する関心が高まっている
緊迫した状況下でのプレー
試合終盤の3－3で迎えた状況では、1点が勝負を分ける重要な局面だったが、選手たちのプレッシャーが失策に繋がったこれは試合全体の流れを大きく変える要因となり、ファンや選手にとっては後味の悪い結果をもたらした
このような状況の中で、藤川監督はどのような選手起用を行うのか、今後の阪神の戦いぶりが注目される
阪神のヤクルト戦での敗北は、選手起用や守備の重要性を再確認させる試合となった。観客席からは多くの意見が飛び交い、特にサード守備の見直しが求められている。藤川監督が今後どのようにチームを立て直すのかが気になる。
キーワード解説
- サヨナラ負けとは？試合終了時に同点で、相手チームが終了直前に得点し、勝利することを指します。
- 適時打とは？得点を生むことができるヒットのことです。ランナーがいる状態で打つことが重視されます。
- 失策とは？野球で、守備のミスによって相手に出塁を許すことをいいます。試合の流れを大きく左右する要因になります。
