巨人・堀田投手が無失点で最終回を締めるも、さらなる成長を目指す

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◆JERA セ・リーグ 巨人5―0DeNA(28日・東京ドーム) 巨人の堀田賢慎投手が、6年目のシーズンにおいて重要な役割を果たしました

最終回で無失点に抑え、チームの勝利に貢献しましたが、本人はそれに満足せず、さらなる成長を誓っています

堀田は、再昇格後初のマウンドで、5点リードの9回から登場しました

先頭バッターの牧選手を一塁手の捕球エラーで塁に出しましたが、その後宮崎選手を空振り三振に仕留め、計2三振を奪い、相手をホームに帰させませんでした

「展開も展開だったので落ち着いて投げようと思いました」と堀田は語ります

出場のきっかけは不運な出塁でしたが、その苦境を乗り越え、無失点で抑えたことに大きな意義を感じています

19年のドラフト1位指名を受けた右腕の堀田は、これまで中継ぎとしてスタートし、先発も経験しましたが、その後2軍降格

最近は9回の抑えとしての役割が増えてきました

交流戦明けの27日にリリーフとして再昇格し、今後は主にロング救援として起用される見込みです

しかし、彼は調子があまり良くなかったと思いながらもも、「良くない時こそ力で投げるのではなく、丁寧にコースを突いて」と意識して無駄のない投球を心掛けたことが、結果につながったそうです

それでも満足感はなく、「自分で投げていて物足りなさがある」と、周囲の期待に応えようとする意欲を見せています

堀田は「なるべく早く、自分が思っているような球を投げられるように練習していきたい」と、今後の成長への意欲を強調しました

堀田投手の試合後のコメントからは、自分に対して厳しい姿勢を感じられます。無失点で試合を終えた成果を素直に喜ぶのではなく、さらなる成長を求める姿勢は、プロの選手として必要不可欠なものと言えます。彼の成長が今後の巨人の戦力にどう影響するか注目されます。
キーワード解説

  • リリーフとは?:試合中にセーブやホールドを狙う役割を持つ投手のこと。ゲーム終盤に登板し、相手に得点を与えないように努める。
  • ドラフト1位とは?:プロ野球球団が選手を指名する際、最も高い評価を受けた選手のこと。最初に選ばれた選手は、その年の最高の期待がかかる。

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