元ヤクルトの宮本慎也氏、DeNAバウアー投手の中4日起用を再考すべきと指摘

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
元ヤクルトの宮本慎也氏(54歳、日刊スポーツ評論家)は、公式YouTubeチャンネル「解体慎書」において、横浜DeNAベイスターズのトレバー・バウアー投手(34歳)の中4日での起用について見直す必要があると警鐘を鳴らしました

バウアー投手は、6月28日の巨人戦で6回途中で7安打5失点を喫し、自身の4連敗を記録しました

これにより、今季は7敗目(4勝)を喫しており、最近の4試合では20回1/3で19失点、防御率は8.41という厳しい成績となっています

専門家の視点

宮本氏は、「バウアー自身が良い投球をしていないため、中4日での起用に明確なメリットがない」と指摘しました

中4日というのは、選手が投げた試合から次の試合までの間に4日間の休養を取ることを意味し、適切な疲労回復を目指すものですが、状態が悪いと逆効果になる可能性があります

特に他のピッチャーとの調整やチーム全体の戦略にも影響を及ぼすため、再考の時期であると考えています

交流戦での影響

また、宮本氏は「交流戦最終戦でロッテに7点を取られたことで、同様の結果が続くとチーム全体が苦しくなる」とも指摘し、「健康で良い投球をしてほしい」と期待を寄せました

バウアーは今季15試合に登板し、4勝7敗、防御率4.13であることからも、調整が必要な状況と言えるでしょう

元選手の宮本慎也氏が、DeNAのバウアー投手の起用について重要な視点を提供した。彼は、選手の現在の状態やチーム全体の調和を考慮しながら、起用方法を再考すべきだとの意見を表明している。こうした意見は、プロスポーツの現場において非常に重要です。
キーワード解説

  • 中4日とは?投手が試合の直後から次の試合までの間に4日間の休養を入れることを指し、主に疲労回復を目的としています。
  • 防御率とは?ピッチャーが投げたイニングあたりに許した得点の平均を示し、低いほど良好な成績とされる指標です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。