オリックス宮城大弥、粘投も勝ち星逃す。沖縄出身選手のジンクス続く

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<西武対オリックス>◇2日◇沖縄セルラースタジアム那覇 オリックスの宮城大弥投手(23)は、7回を投げ8安打2失点の成績を残した

しかし、勝ち投手の権利を手に入れることはできなかった

この試合は、沖縄出身選手がプロ野球公式戦で勝ち星を挙げられないという不名誉なジンクスが続く結果となった

投手としてのパフォーマンス

宮城は111球を投げ、特に初回からその素質を存分に発揮した

彼は150キロを超える速球を駆使し、内角に投げ込むクロスファイアを多用した

この技術は、右打者に対して直球を有効に打たせないための戦略として知られています

また、スライダーやフォーク、さらには80キロ台のカーブも交え、緩急を使い分けることでバッターの対応を難しくしていた

交流戦の意義

この試合は、宮城にとってプロ初の凱旋登板であり多くの期待が寄せられた

彼は、「良い投球をして勝ちがつけられれば一番嬉しい」とコメントしており、その意気込みが伝わってきた

沖縄出身選手の代表としての誇りを胸に、チームを勢いづけられるようなピッチングを目指していた

試合の展開

オリックスの打線は初回に1番の来田涼斗外野手(22)の中前打から始まり、押し出し四球や中犠飛で計2点を先制した

しかし、宮城は6回の終盤、テンポよく2死を奪った後に、四球で走者を出し、外崎選手に適時二塁打を浴びて同点にされてしまった

その後、炭谷選手にもヒットを許し、試合は振り出しに戻ってしまった

沖縄出身投手のジンクス

この日は宮城に加えて、前日1日に先発した同じく沖縄出身の西部與座投手も勝てず、沖縄出身投手が勝ち星を得られないというジンクスが続くこととなった

沖縄ファンにとっては残念な結果だが、今後の選手たちの活躍に大いに期待したい

宮城大弥選手は沖縄凱旋の期待を受けながらも、勝利を手に入れられなかった。プロにとって、地元でのパフォーマンスは特別な意味を持つため、彼のこれからの成長も楽しみだ。今後、沖縄出身選手が勝ち星を挙げる日を願いたい。
キーワード解説

  • 凱旋(がいせん)とは?プロが地元でプレーすることを指し、特に注目や期待が集まります。
  • クロスファイアとは?ピッチャーが打者の内側に速球を投げる戦術で、打者にとっては非常に打ちづらい投球方法です。
  • 緩急とは?速球と変化球を組み合わせることで、打者の Timingを狂わせる投球術のことです。

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