この試合は、甲子園で行われ、最終的に阪神タイガースが1対0で勝利した
試合は0―0のまま進行し、8回裏には2死一、二塁の場面で、阪神の大山選手が内野安打を放ち、二塁走者の森下選手が本塁へ突っ込んだ
最初はアウトの判定が下されたが、その後のリプレー検証により判定が覆りセーフとなった
この時、阿部監督が投手交代を行う際に判定に対する抗議をしたとみなされ、退場処分が下された
阿部監督は試合後、「見た限りはアウトに見えた
森下選手も諦めかけていたように見えた
それに抗議しちゃいけなかったとは思っている」とコメントし、抗議をしたことを謝罪した
なお、阿部監督は選手時代にも退場処分を受けた経験があり、2014年の試合で一塁の判定に不服を唱え、審判に暴力行為を行ったために退場処分となっている
監督としての退場は、1974年の川上哲治監督以来、51年ぶりのことであり、この時は二度目の退場となる
阿部監督が退場処分を受けたことで、監督業の厳しさを再確認させられます。競争が激しいプロ野球では、選手たちと同様に監督も緊張感を持ちながら試合に臨んでいることが分かります。このような状況で抗議をするという判断は、時に必要ではありますが、選手や社調整の場で行うべきであるとも言えます。
キーワード解説
- リプレー検証とは?:試合中の判定に対して、映像を元に見直す手続きを指します。これにより、誤審を減らす狙いがあります。
- 抗議とは?:選手や監督が審判の判定に不服を示し、異議を申し立てる行動を言います。
- 退場処分とは?:選手や監督がルール違反や不適切な行動をしたときに、試合から退席させられる罰則のことです。

