7月2日の阪神戦で、8回裏に発生した本塁クロスプレーを巡る判定が発端となった
この日、巨人は2対2の同点で迎えた8回の攻防において、阪神の藤川監督からのリクエストにより、山本球審が判定を見直し、一度のアウトからセーフへと変更
これに対して、阿部監督は一塁塁審の吉本審判員に抗議を行ったが、抗議は受け入れられず、最終的には退場となるという結果に
リクエスト制度とは?
リクエスト制度は、試合の重要な場面での判定について、監督が審判に再確認を求めることを可能にする制度であるこれにより、判定の正確さを高めることが意図されているが、リクエストの結果に対する抗議は許されていない
吉本審判員は、「抗議はできませんよ」と告げたが、阿部監督は理解を示した後も抗議を続けたため、警告を受け、その結果、退場となったという経緯を明かした
これにより、「監督もこれ以上、言ったらダメですからね」という言葉が交わされ、最終的に退場の運びとなった
選手たちの思い
非常に重要な局面での判定とあって、阿部監督は特に感情的になったと考えられる現役時代は捕手として活躍した阿部監督にとって、本塁におけるタッチプレーは特に譲れないものがあるだろう
同じく捕手を務める甲斐拓也選手(32)も、「絶対タッチしてます
先にタッチしてます」と自信を持って主張した
次戦への影響
3連敗の危機が迫る中、巨人は次戦で横川凱投手(24)を先発マウンドに立たせるこれまで中継ぎとして無失点の実績を持つ左腕は、今季初勝利を目指して全力を尽くす
この試合での阿部監督の退場劇は、判定に対する感情が絡んだ重要な出来事でした。監督としての責任感から状況に対して強い反応を示す一方で、ルールの厳格さも強調される場面でした。この対立はチームにも影響がありそうです。
キーワード解説
- リクエスト制度とは?:試合の重要な場面での判定について、監督が再確認を求めることができる制度のこと。
- 本塁クロスプレーとは?:走者が本塁に滑り込む際に行われるプレーで、セーフかアウトかが大きな焦点になる場面。
- タッチプレーとは?:走者が進塁する際に、守備側が走者に触れることでアウトにするプレーを指す。

