阪神甲子園球場でのジェット風船演出再開、環境配慮型の新施策を発表

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阪神タイガースは2025年7月3日、2026年シーズンから阪神甲子園球場で開催される主催試合において、ジェット風船の販売及び「ラッキーセブン」のジェット風船演出を再開することを発表しました

この取り組みは、ファンの応援を盛り上げる重要な要素として期待されています

ジェット風船演出の概要

「ラッキーセブン」とは、試合の7回裏に行われる特別な応援イベントで、多くのファンが一斉にジェット風船を膨らませて飛ばすことで、スタジアム全体が一体感を持つ瞬間を生み出します

今回、再開されるジェット風船は、昨年実施された実証実験で使用した専用ポンプ式の風船を採用し、飛散防止対策が施されています

環境への配慮

阪神は、球場内に設置された専用の回収ボックスにより使用済みのジェット風船を回収し再資源化に取り組むことで、環境への影響を最小限に抑える姿勢を示しています

特に、空気注入部分には再生材が使われ、これには甲子園球場内で回収されたペットボトルキャップも一部使用されます

この取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた一環とされています

禁じられた過去の演出

なお、2019年まで販売されていた通常のジェット風船や専用ポンプ以外で膨らませる風船の使用は禁止されています

さらに、京セラドームやその他のスタジアムでのジェット風船の使用は引き続き禁止されており、販売店舗や販売価格はまだ決定されていません

今後の計画
球団は、2025年3月9日に行われたオープン戦・巨人戦(甲子園)でのジェット風船演出の実証実験を経て、この施策を本格導入することにしました

これにより、ファンは試合をさらに楽しむことができるでしょう

阪神タイガースの新たな取り組みは、ファンの期待を裏切らないものです。ジェット風船の再開は、応援文化の復活を象徴しており、球団側の環境に配慮した姿勢も注目されます。これにより、スタジアムでの観戦体験が一層向上することが期待されます。
キーワード解説

  • ジェット風船とは?
  • ラッキーセブンとは?
  • 再生材とは?

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