中日が5連敗、井上監督がマラーに厳しい声

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◇セ・リーグ 中日5―8DeNA(2025年7月3日 横浜スタジアム) 中日は3連戦を全敗し、今季初の5連敗を迎えた

借金は最多の9に膨らみ、チームの士気に影響が出ている

試合は、初回に3点のリードを得た中日先発のマラーが、その裏でいきなり3失点を記録

マラーは5回に7安打を浴び、5失点の散々な結果に終わり、井上監督からの信頼も揺らいでいる

井上監督は試合後、マラーのパフォーマンスに対して以下のように厳しい意見を述べた

「3点取れて“よっしゃあ、今日こそ行ける”という気持ちになったところで、やっぱりマラーやな

あれよ、あれよと3点取られて

やるべきことをやっていない

俺の中でイラッとしたのはベースカバーに遅れるとか

そんなことしていたら勝ち星なんか付くわけないでしょって感じやん

そういった基本的なところは日本人も外国人も関係ない」という言葉には、選手への期待と怒りがにじんでいる

次回登板についても、井上監督は「次のマラーの登板は、投手コーチの意見と俺の意見というのは、同じ意見にならない可能性があるから、ちょっと考える」と、白紙の姿勢を示した

今シリーズでは初戦の金丸が3失点、2戦目の高橋宏が4失点を記録しており、先発陣が立ち上がりにつかまる試合が続いている

中日は4日からバンテリンドームに戻り、ヤクルトとの対戦を控えている

井上監督は試合を通して「シュンとしていても、明日も日が昇る

横浜のファンもこれだけ盛り上がってくれているけど、バンテリンだってウチらの味方がいっぱいいるわけで

シュンとした姿を見せないように頑張ります」と、前向きな姿勢でチームの建て直しを誓った

中日の現在の状況は、チーム全体に不安をもたらしており、特に先発投手陣のパフォーマンスが影響していることが明らかです。井上監督の厳しい姿勢は、チームに対する期待の表れであり、選手たちに底力を引き出すきっかけとなるでしょう。
キーワード解説

  • マラーとは?現役のプロ野球選手で、日本のセ・リーグに所属する投手です。彼は投球技術やコントロールが問われる重要なポジションです。
  • ベースカバーとは?野球において、エラーを防ぐために塁に近寄ることを指します。確実なプレーが求められる場面で重要です。

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