巨人・増田陸、初の4番で2安打2打点も結果はサヨナラ負け

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
巨人の内野手、増田陸選手(25)が7月3日に甲子園で行われた阪神戦において、プロ入り7年目にして初めて「4番・一塁」として先発出場した

試合は巨人が2-3で阪神にサヨナラ負けを喫し、順位も4位に転落する結果となった

初の4番起用とその結果

増田選手は、初打席でいきなりの初安打・初打点を記録した

具体的には、1回表1死一、二塁の場面で、相手先発のドラフト1位左腕・伊原投手が投じた内角カットボールをしっかりと捉え、左翼フェンス直撃の二塁打を放った

このヒットにより、二走のオコエ選手、一走の泉口選手のホームインを助け、先制の2点をもたらした

重要な役割を担った増田選手

巨人の4番打者として初打席で得点を挙げたケースは、2018年の岡本和真選手以来7年ぶりの快挙でもある

増田選手は「4番という役割を言われたとき、いつも以上に緊張感が走った

とはいえ、普段通りやるよう心掛けた」という心境を語った

試合後の影響と反省点

5回には無死一塁で左前打を放ち、さらにチャンスを生み出したものの、8回には併殺打に倒れ、その際に足を引きずるしぐさを見せたため途中交代となった

増田選手はその後、「全然、足つっただけで大丈夫」とし、次の広島戦への出場についても問題ないと強調した

試合の結果とチームへの影響
増田選手の交代後、8回裏に中山選手がファースト守備に就くが、9回にミスを犯し、阪神にサヨナラ負けを許してしまった

それに対して増田選手は「申し訳ない」という気持ちとともに、これからは自己管理をしっかり行っていく必要があると猛省していた

今回の試合で増田選手は活躍したものの、結果はサヨナラ負けという悔しいものとなりました。4番を任され初めての打席で結果を残すなど、若手選手の台頭を感じさせる内容でしたが、チーム全体の状況は厳しく、自己管理の重要性も再認識された試合となったと言えるでしょう。
キーワード解説

  • 4番とは? 4番は、野球において最も重要な打順の一つで、チームの中核を担う打者が務めます。通常、高い打力と運動能力が求められ、チームの得点を決定づける役割を持ちます。
  • カットボールとは? カットボールは、直球に似た投球ですが、わずかに横に曲がる特性を持ちます。これにより打者は打ちづらく感じ、失投を防ぐ目的で投げられます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。