ソフトバンク、完封負けに見舞われ3位転落 西武の武内に抑え込まれる

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<ソフトバンク0-1西武>◇4日◇みずほペイペイドーム 福岡ソフトバンクホークスが、今季6度目の完封負けを喫し、順位を3位に後退させた

西武ライオンズの先発投手、武内夏暉(23歳)の好投により、ソフトバンク打線は僅か5安打でシャットアウト

これにより、ソフトバンクは連勝が「4」でストップし、4位西武との差も3ゲーム差に縮まった

選手交代と打線改造の試み

中村晃選手を外し、37試合ぶりに4番に復帰した山川穂高内野手は、過去6試合で4本のホームランを打つなどの好調さを見せていたが、この日は4打数無安打に終わった

監督の小久保裕紀氏は打線の改造を試み、柳町達(6番)や中村(3番)を入れ替えたが、成果は得られなかった

モイネロの力投も報われず

先発のリバン・モイネロ(29歳)は、8回を投げて1失点の好投を見せたが、今季初の黒星を喫してしまった

小久保監督は「彼は前回よりも良かった」と評価しつつも、武内投手の実力に脱帽した

武内投手は、直球やスライダーといった多彩な変化球を駆使し、ソフトバンク打線を完全に抑え込んだ

次の試合に向けて

5日からのカードの次戦には、リーグトップの奪三振を誇る今井(防御率1.32)と、防御率1.52の隅田の両投手が待ち構えている

小久保監督は「西武の最強投手陣」と称賛し、厳しい戦いが続くことを認識しつつも、「切り替え?もちろん」と前向きな姿勢を見せた

この試合でのソフトバンクの完封負けは、打撃陣が新しい打線で試みたにもかかわらず、武内投手の巧みな投球に翻弄されたことを示しています。先発のモイネロ選手は頑張ったが、打線の援護がなかったために勝利を手にできませんでした。今後の試合では、この苦境から立ち直ることが求められそうです。
キーワード解説

  • 完封負けとは?:完封負けとは、野球において、相手チームに得点を許さずに敗北することを指します。特に、投手が強力な支配力を見せた場合に使われる表現です。
  • 投手戦とは?:投手戦とは、試合において投手が特に優れたパフォーマンスを見せることにより、得点が少なくなる展開を指します。この場合、両チームのピッチャーが打者を抑えることが求められます。
  • 打線改造とは?:打線改造とは、野球の試合やシーズン中に選手の打順やポジションを変更することを指します。これにより、チームの攻撃力を高めようとする試みです。

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