中日・清水達也が延長戦での好投、守護神のピンチを救う

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◇5日 中日-ヤクルト(バンテリンドームナゴヤ) 中日・清水達也投手が7番手として9回に登板

無失点とすると、イニングをまたいで延長10回のマウンドにも上がり、2イニングをゼロで抑えた

清水のイニングまたぎは2022年7月1日の阪神戦(バンテリンドーム)で6、7回の2イニングを投げて以来3年ぶりとなる

試合は1−1の同点で迎えた4回、2死満塁から先発・涌井に代打・ブライトを送ったところから中日が継投策に入った

5回を投げた福が安定した投球を見せる中、6回には3番手の斎藤が1死満塁のピンチを招き、藤嶋が後続を断って切り抜けた

7回にはマルテが2四球で走者を出しながらも耐えたが、8回に橋本が4安打で3点を奪われ、試合は再び同点となった

9回に登板した清水は、四球と安打で招いた2死二、三塁のピンチを迎えるも、見事に切り抜け、延長戦でも安打を許しながら無失点で抑え続けた

11回には勝野が8番手としてマウンドに上がり、残る投手は祖父江だけとなった

この試合前日、清水のチームメイトで守護神の松山が上肢のコンディション不良で出場選手登録を抹消されており、清水の活躍が中日の勝利に大きく貢献した

清水は4日のヤクルト戦でも9回1死から登板し、2球で今季初セーブを挙げており、そのパフォーマンスが続いている

清水達也投手の活躍は、特に前日の松山の不在を考えるとチームにとって重要なものでした。彼の投球が中日の継投策を成功に導き、試合を勝利に結びつけたことを考えると、若手選手の成長に期待がかかります。逆境を乗り越える姿勢がチーム全体にも良い影響を与えるでしょう。
キーワード解説

  • 無失点とは?:無失点はピッチャーが投球中に相手チームに得点を許さないことを指します。
  • 継投策とは?:継投策は、試合中に複数のピッチャーを交代させて使う戦略です。これにより、投手の疲労を減らし、試合の流れを有利に保つことができます。
  • イニングまたぎとは?:イニングまたぎは、ピッチャーが同一試合で2つ以上のイニングを投げることを意味します。通常、投手は1イニングを完了するか、途中で交代することが多いです。

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