中日が痛恨の逆転負け、監督が試合を振り返る

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◇セ・リーグ 中日4―6ヤクルト(2025年7月5日 バンテリンD) 中日が惜しい逆転負けを喫した

試合は終盤の8回に3点リードから追いつかれ、延長12回には赤羽選手に決勝の2ランホームランを被弾

これにより、中日は今季最多に並ぶ借金9に後退した

試合開始早々、初回の2死一、三塁の場面で、細川選手が先制の適時打を放ち、中日がリードを得る

さらに、1―1で迎えた5回、無死一、三塁の状況から上林選手が右中間への2点三塁打を放ち、7回にはボスラー選手が適時二塁打を放つなど、得点を重ねリードを広げた

しかし、4―1の8回に試合が動く

中日6番手の橋本選手が並木選手に2点の二塁打を許し、4―3と追い上げられる

このまま逃げ切りを目指したい中日だったが、延長12回には8番手の勝野選手が赤羽選手に決勝の2ランを浴び、試合は終了した

井上監督は試合後、「最後はギリギリの感じでしたが、そうしてでも、今日は勝ちのパターンに入っていたが、そこで、やられてしまった」と試合の結果について声を絞り出した

そして、「もう1点取っていればというたらればを言ったらキリがないが、そんなところが浮き彫りになった試合」と唇をかんだ

また打線は15安打を放ちながらも得点は4に留まった

特に、8回1死満塁で田中選手が三ゴロ併殺に倒れた場面など好機を逃したことが痛手となった

井上監督は、「いろいろ反省すべき点は、それぞれあると思う

強引にいきすぎたらダメだよとか、もうちょっと打球の方向を考えればというところがあったかな」と振り返った

今回の試合は中日がリードを保ちながらも、終盤の集中力を欠いたことが逆転負けに繋がった。井上監督の言葉からも、チームには反省が必要であることが明白であり、今後の試合に向けて改善が求められるだろう。
キーワード解説

  • 逆転負けとは?:試合の途中でリードを失い、最終的に負けてしまうことを指します。
  • 決勝2ランとは?:試合の勝敗を決める2ランホームランのことで、特に重要な場面で放たれることが多いです。
  • 適時打とは?:得点につながるヒットのことを言い、得点が必要なタイミングで打たれると特に価値が高いです。
  • 二塁打とは?:バッターが一塁を超えて二塁まで到達するヒットのことで、通常は1点以上の得点を期待される場面で多く見られます。

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