早稲田佐賀が激闘を制し、全国高校野球選手権へ向けて弾み

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2025年7月6日、佐賀大会2回戦において、早稲田佐賀が三養基との試合を5対4で制し、第107回全国高校野球選手権の初戦突破を果たしました

この試合は、さがみどりの森で行われ、特に早稲田佐賀のエース・的場昂大選手(3年)が注目されました

圧巻の投球とタイブレークの勝利

試合は接戦の様相で進み、9回には3対4と1点ビハインドで的場選手がマウンドに上がりました

彼はここから2回を無失点で切り抜け、10回の延長戦では3者連続三振という素晴らしいパフォーマンスを見せました

的場選手は「今まで練習してきたことを全て出して抑えてやろうと思っていました

必死でした」と語ります

サヨナラ勝ちを呼び込んだミラクル

延長戦での決定的な瞬間、3対4の9回裏、的場選手が打席に立ち、放った打球は二塁手の正面へ

しかし、思わぬ失策が生まれ、これが同点劇へとつながりました

「終わった、と思いましたけど、ついてるな、と

全力でチームを勝たせないといけない、と気合が入りました」と彼は振り返ります

父の存在と目指す聖地

的場選手の父は、元プロ野球選手であり、現在は日本ハムのファームバッテリーコーチを務める的場直樹氏(48)

週に1~2回は連絡を取り合い、試合のメッセージも交わしていますが、的場選手は照れくさそうに「まだ読んでないんですよね」とコメントしました

なお、父が観戦できるのは決勝戦のみ

彼は、その時まで本当の意味で勝利を祝うことはしないと決めています

選手プロフィール
名前 的場 昂大(まとば こうだい)
生年月日 2007年8月29日
出身地 千葉県浦安市
最大速 136キロ
身長・体重 1メートル65・71キロ
投打 右投げ・右打ち
今回の試合は、早稲田佐賀の的場選手が見せた圧巻の投球が勝利を導いた重要な試合でした。チーム全体の士気も高まり、今後の試合においても希望が持てる内容でした。この勝利は彼らにとって新たな一歩となることが期待されます。
キーワード解説

  • タイブレークとは? - 試合が同点の場合に、延長戦に入るシステムで、最初に得点したチームが勝者となるルール。
  • 三振とは? - 打者がピッチャーの投球を3回見逃し、または打ち損じてアウトになること。特に投手の実力を示す重要な指標。

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