巨人・グリフィンが絶妙な投球で広島打線を封じ込める
◆JERA セ・リーグ 巨人0―0広島=延長12回=(5日・東京ドーム)プロ野球シーズンにおいて、巨人の先発投手フランク・グリフィン(29)が、広島打線に対して見事な投球を披露した試合は延長12回に及び、両チームとも得点がないままで終わったが、グリフィンの投球はファンを魅了した
グリフィンは7回を投げ、5安打を許しながら無失点という素晴らしい成績を残した
試合の中盤、特に7回のピンチでは、2死一、二塁の場面で、チェンジアップを駆使して打者を空振りに追い込むなど、高い制球力を見せた
「全体的によかった」とグリフィン自身も振り返った
援護点なしでありながら、球団歴代外国人最多タイの開幕6連勝を達成することはできなかったが、その投球内容には満足を示した
この日、グリフィンは2回にはモンテロの強打が左すねを直撃し、一時は痛みで倒れ込む場面もあった
しかし、彼はすぐに復帰し、次の打者を三振に取るなど、気迫を見せた
特にこの試合では、最速149キロを記録する速球や、多彩な変化球を駆使したピッチングが光った
今季のグリフィンは、すでに10先発中6試合で無失点を記録しており、防御率は0・82と圧倒的な成績を維持している
特に得点圏での投球は極めて安定しており、9回連続でクオリティースタート(6回以上を投げ、自責点3以下)を達成している
この日の試合でのピンチも乗り越え、「準備に自信があるから、ピンチでも動じない」と話した
グリフィンの投球スタイルには、対戦相手の弱点を分析する「座学」を重視するところがあり、試合前のバッテリーとの緊密なコミュニケーションが投球を支えている
今回の試合でも、広島戦の初対決で自らのピッチングを証明したことが、今後の試合へとつながることが期待される
投手陣全体も延長の12回にわたり無失点を続け、ホームでの連続無失点イニングはなんと48イニングに及んだ
これは球団記録を塗り替えるものであり、グリフィンもチームの勝利に大いに貢献している
評論家の村田真一氏は「グリフィンは素晴らしい力を持っていて、カットボールなどをうまく使い分けている
この調子で続けていけば、さらなる勝利が期待できる」と評価した
グリフィン選手の投球は圧巻であり、特にピンチの場面での冷静さは素晴らしかったです。外角や内角にボールを巧みに配球し、打者を翻弄した姿は、プロの技を感じさせます。今後も彼の成長が期待されます。
キーワード解説
- グリフィンとは?:フランク・グリフィンは巨人の先発投手で、特にストレートやカットボール、チェンジアップが持ち味の選手です。
- クオリティースタート(QS)とは?:クオリティースタートは、先発投手が6回以上を投げて自責点が3点以内 の試合を指し、安定した投球を示します。
- 防御率とは?:防御率は投手が1試合あたりにどれだけ自責点を許しているかを示す指標で、数値が低いほど良好な投球成績を意味します。

