ナショナルズ・小笠原慎之介、メジャー初登板は苦しい結果に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆米大リーグ ナショナルズーレッドソックス(6日、米ワシントンDC=ナショナルズパーク) ナショナルズに所属する小笠原慎之介投手(27)が、日本時間7日、本拠地のナショナルズパークでレッドソックス戦に臨み、メジャーリーグでの初登板・初先発を果たしましたが、結果は7安打4失点という厳しいものでした

初回から失点

この試合の初回、小笠原は先頭打者のイートンに初球を右前安打で打たれ、その後のゴンサレスからは三振を奪いましたが、二盗を許し、続くアンソニーには右前適時打を浴びました

さらにレフスナイダーにも適時二塁打を許し、最終的にはストーリーからの2ランホームランによって、初回だけで4点を失う苦しい立ち上がりとなりました

降雨中断後の挽回

2回には先頭のウォンを三振に仕留めたものの、ラファエラに内野安打を許した後に急激に雨が強まり、一時試合が中断

試合再開後、2死一、三塁のピンチを迎えたが、ここでアンソニーを一ゴロに打ち取ることで切り抜けました

3回には味方の失策も絡み、再びピンチを迎えましたが、ここでマウンドを降りることとなりました

プロ契約への道のり

小笠原は、中日からポスティングシステムを利用してナショナルズと2年総額350万ドル(約5億4300万円)で契約を結んでいます

オープン戦では5試合で1勝3敗、防御率11.25と振るわずに開幕をマイナーリーグで迎え、3Aロチェスターでの登板後には腹斜筋を痛めてしまい、IL(インジュリーリスト)入り

その後、ルーキーリーグでの復帰を果たしましたが、今回の初登板は厳しい結果となりました

小笠原選手のメジャー初登板は厳しい結果で終わりましたが、彼がこの経験をどう活かすのかが今後の鍵です。試合やトレーニングでのさらなる成長を期待したいところです。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?日本のプロ野球選手がメジャーリーグに移籍する際に使用される制度で、選手の権利を保護しつつ、移籍先の球団に対して一定の金額を支払うことを求める仕組みです。
  • 防御率とは?投手がどれだけ失点を抑えられたかを示す指標で、1試合あたりの失点を計算し、一般的には「(自責点×9)/投球回数」で算出されます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。