試合は初回に森下翔太選手が14号2ランを放ち、続いて佐藤輝明選手が21号ソロを打ったことで3点を先制
これで今季5度目となるアベック弾がネットを揺らし、阪神は試合の主導権を握りました
さらに、3回には大山悠輔選手が中越えで適時二塁打を放ち、8回には森下選手がこの日2本目の15号ソロを打つなど、クリーンアップが全5打点を挙げる活躍を見せました
先発の伊藤将司投手は、2回に牧秀悟選手にソロを浴びたものの、7回5安打1失点という安定した投球を披露しました
これで自身は3連勝とし、今季は3勝目を上げました
一軍に昇格してからの4試合で無傷の3勝を挙げ、先発投手としてチームを救う役割を果たしています
伊藤将司投手について、6日に放送されたCSフジテレビONEの『プロ野球ニュース』で解説を務めた大矢明彦氏は、「打者のタイミングをうまく外す」と称賛し、「ボールを低めに集める投球術が際立っていた
低めのボールへの注意がないと攻略が難しい
振らせる基本ができており、まさに投手の鑑のようなピッチングだった」と述べました
また、同じく解説者の坂口智隆氏は、「バッターが自分のスイングをできない状況に追い込まれており、つい手を出してしまう
良い投球がリズムを生み、攻撃にもつながっている
そのため援護点も得やすい」と、伊藤投手の投球術と打線のシナジー効果について説明しました
阪神タイガースの連勝が続く中で、伊藤将司投手の活躍が特に際立っています。彼の投球スタイルは、チームの士気を高め、勝利への鍵となっています。ボールを低めに集め、打者を自由にさせない技巧が、阪神の攻撃にも良い影響を与えています。今後の活躍にも大いに期待したいです。
キーワード解説
- アベック弾とは?:同じチームの選手が同じ試合でホームランを打つことをアベック弾と呼びます。この連携プレーが試合の流れを変えることが多いため、特に注目されます。
- クリーンアップとは?:野球の打順において、3番、4番、5番の選手を「クリーンアップ」と呼びます。これらの選手は主に得点を挙げる役割を担うため、チームの得点力に大きな影響を与えます。
- 投球術とは?:投球術は投手が打者を打ち取るための技術や戦略を指します。球種、コース、タイミングの使い方が重要です。

