西武、ベルーナドームで新たな暑さ対策を導入

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(パ・リーグ、西武-楽天、10回戦、8日、ベルーナD)西武ライオンズは本拠地であるベルーナドームにおいて、観客の快適性を向上させるための新たな暑さ対策として、大規模ミストの稼働を開始しました

この対策は、特に内野後方に位置するメインコンコースの10カ所に設置された噴霧装置によって実現され、試合中を除き開場から試合終了までの間、不定期にミストが噴射される仕組みです

このミストは、屋根や支柱の足元から噴射され、周辺の気温を約5度程度下げる期待が持たれています

試合が行われた日中、外の気温が30度を超えたことから、多くの観客がこの涼しいエリアに集まり、ミストの恩恵を受けながら観戦しました

さらには、噴霧されるミストを撮影するファンも見受けられました

この取り組みは、1979年に屋外スタジアムとしてオープンしたベルーナドームにとって、気候変動に対応するための重要な一歩となります

ドームが屋根を持つようになった1999年以降も、外気が熱を持ってこもることが課題とされてきました

西武球団の広報部長である赤坂氏は、今後の暑さ対策として、来月9日から「BIG WATERFALL」と呼ばれる新たな設備を導入することを発表しました

これは、ドームの屋根の上から水を流すことで、さらなる涼しさを提供する演出です

赤坂氏は「暑さは課題として捉えており、真摯に受け止めています

短期にできること、中長期でできることを検討し実行してまいります」と今後の方針について語りました

西武ライオンズが新たに導入したミスト設備は、観客の快適性向上に寄与するものとして注目されます。特に暑さが厳しくなる夏場において、観客が快適に試合を観戦できる環境を整えることは、球団にとって重要な課題です。今後の冷涼化対策にも期待が高まるところです。
キーワード解説

  • ミストとは?ミストは非常に細かい水滴のことで、気化熱を利用して周囲の温度を下げる効果があります。
  • 冷涼化とは?冷涼化は温度を下げ、涼しくすることで、快適な環境を作ることを指します。
  • BIG WATERFALLとは?BIG WATERFALLは、ドームの屋根から水を流し落とす装置のことで、視覚的にも涼しさを提供します。

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